知っトク介護 弱った親と自分を守る お金とおトクなサービス超入門

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感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048971683

作品紹介・あらすじ

介護歴が約20年という安藤なつさんでも、
介護の制度のことは、はっきり言って、よくわからない、、、、というので
一緒に聞いてきました! 介護・暮らしジャーナリストの太田差惠子さんに!

40歳になった月から、みんなが義務として支払っている「介護保険制度」のサービスは、
とってもおトクなんですが、
いかんせん、認定を受けないと使えません。。。。
さて、その認定は、どこで?誰が?どんなタイミングで???

親の日常生活のケアや、医療的なケアのほかに、
住まいの改修費や、介護ツールのレンタルにも
給付や補助が受けられるっていうけど、
さて、どんなものが?

会社を辞めずに、給付金をもらいながら、介護のための休みがもらえる
「介護休業制度」や「介護休暇」は、まずは誰に相談する?

介護費や医療費は、払い過ぎたら戻ってくるという
上限額が決まってるらしいけど、どこに聞きに行けばいい?

施設介護のタイミングや選び方に、どんなポイントがあるの?

介護保険のサービスだけでなく、自治体や民間の格安サービスも
いろいろあるっていうけど、その情報はどこにある?

などなど、「親の介護」で損をせず、
おトクに便利に過ごすために知っておきたいことを
ざっくり、肝心なとこだけ、聞いてきた本書。

一番やさしい、介護のお金とおトクの超入門書です。

最近、親が弱ってきて心配だ、、、と思ったとき、
何から始めればいいのかがスッキリわかる1冊。

上手にプロの手を借りていきましょう!

感想・レビュー・書評

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  • 親の入院を機に、今後来るかもしれない介護について知りたくて評判のいい本書を読んでみた。
    まず知っている芸人さんの本ということで安心感があった。本自体は項目ごとに分かれてて、2人の会話形式の構成。文章もレイアウトも凄く分かりやすい。
    介護は具体的にどんなことを行って、どのくらい時間やお金を費やすものなのか、関連制度や申請の仕方など読者がイメージしやすく順序立てて説明してくれてる。
    高齢者施設への入居は考えたことがなかったけど、そちらに説明もあって選択肢のひとつに入れるのもありかも。

  • この本は珍しく購入して読んだもの。安藤なつさんは介護本によく登場するようである。幼い頃から親戚の介護施設を手伝ったりしてたようだが、まだ知らないことも結構あるのだなぁ、と思った。

  • 介護サービスは、叔母から実体験をよく聞いているものの、確認と新しい情報収集も兼ねて紐解く。

    この先、このお国で良い条件になっていくとは思わないけれど、その中でもお得なサービスは逃さず利用できるよう、アンテナは張っておこう。

  • わかりやすく、知っておく必要があることばかり。
    知らなすぎておどろいた。

  • 将来直面するであろう介護に対する漠然とした不安がありましたが、この本は法や支援制度がわかりやすく解説されており参考になりました。

    【親の扶養義務について】
    子供の経済的基盤を脅かしてまで扶養する義務はない。地域包括支援センターや社会福祉協議会のサポート、公営住宅への入居、生活保護の申し込みなど利用できるものはたくさんある。

    【見守りサービス】
    自治体が食事の配送のついでに実施してくれる場合もある。またふるさと納税で利用できるものもある。

    【介護休暇・介護休業給付金】
    面倒を自分で見なければならなくなったときは利用をけんとうしてみる。休業給付金は給料の2/3を最大93日支給。

    【寡婦控除】
    住民税非課税世帯になり医療費と介護費が安くなる可能性あり。

  • 仕事で必要で読んだが、とてもわかりやすかった。親が介護になった時のために必要な知識が網羅されていてとても読みやすかった。買ってよかった。

  • 今のところ、親の介護とは無縁なので、初めて知ることも多く、勉強になりました。
    親の介護は親のお金で…という大前提が繰り返されるので、気がラクになります。親に資金がない場合の対処法も載せられています。
    社会のシステムもどんどん更新されていくので、自分で調べたものが全てだと思わず、利用できるサービスには何があるのかなど、いろんな人に聞いてみることが大事なんだなと感じました。

  • 金銭的な負担は子供なのかなと思っていたけど、考え方から改めさせられる内容でした。
    確かに、自分が働いている間の介護については金銭的にもなんとかしようかなと思うけど、自分が定年を迎えてからの介護と考えると、かなり厳しいものがありそう…
    この本では、親は親の金で何とかしようという観点で、更に日本が提供するサービスの説明が載っていて、日本って社会保障制度がめちゃくちゃ手厚いんだなと再確認。
    他にも介護関連の本を読んでみたけど、この本は制度とお金にフォーカスしていて実践的である一方、制度の変更も今後あると思われるので、今まさに介護が必要であれば良いけど、少し先と言う人であればその時の最新情報をチェックしてねと。

    精神面とかも大事だけど、こういう現実的な解を得るためのまとまった情報源は大事。

  • 369.26||An

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