この社会主義グルメがすごい!! (電撃コミックスEX)

  • KADOKAWA
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (130ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784049123074

作品紹介・あらすじ

「死んだおばあちゃん」「NVA夜戦スープ」などなど社会主義圏で愛された独特すぎる料理がわかるコミックエッセイが登場!トロイカたちとともに驚きの“赤い美食”巡り!!
同人誌で大ヒット中の社会主義グルメコミックが待望の単行本化!商業版は、新キャラクターの登場はもちろん、カバーイラスト、コミックはすべて描き下ろし。さらに原作者・内田弘樹氏の社会主義エッセイも収録した特盛り仕様です!!

感想・レビュー・書評

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  • 共産主義国のグルメの雰囲気が分かる。

  • 女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000055225

  • タイトルで惑わされて購入。レシピ本だと思ったら4コマ漫画でした。革命的レシピ本かと思いきや、紹介されている飯がアレすぎて飯テロにならない。深夜でも読めそう。

    いきなり、『死んだおばあちゃん』というレシピが出てくる。ブラッドソーセージという、家畜の血を混ぜたソーセージを野菜と炒め、ザワークラフトを添えたら完成。アカって血のことなんですね。

    透明コーラおもしれ!ジューコフがアイゼンハワーに貰ったコーラが美味すぎたけど、黒い液体を飲んでいたら何言われるかわからん。ということで、ジューコフ将軍は、透明にしてウォッカとか水に見えるようにとコカ・コーラ社に依頼したらしい。という話だがデマ説も強いそうな。残念。

    でも、コカ・コーラはあまりにも資本主義の香りが強い。それで、ペプシが50年代から大規模な売り込みを行い、70年代には大々的に売られていたそうだ! 歴史こぼれ話おもしれー!

    ロシアンティーというが、紅茶はグルジア(この本を読んでいるときはこの呼称を使うべきだろう)とかアゼルバイジャンの生産品で、冷戦崩壊後はロシアは紅茶輸入大国らしい!

    へーーへー!! 77年、ブラジルでのコーヒー凶作で東ドイツのコーヒーが減り、代用コーヒーが増加。これが不味すぎてベトナムに投資してコーヒーを作らせる。それでベトナムコーヒーは有名に!



    紹介されているレシピは以下の通り!
    『死んだおばあちゃん』『ミルクヌードル』『神々の食物』『ソリャンカ(ゾルヤンカ)』『透明コーラ(?)』『クワス』『ショルフハイデ風イノシシのロースト』『毛皮のコートを着たニシン』『コトレタ』『子豚の丸焼き』『アリョンカ』『親衛隊』『北の熊さん』『ベルリン風ブンチャー』

    続編が気になる面白さ! 社会主義をご飯の観点から見るのは新しいね。

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著者プロフィール

仮想戦記「幻翼の栄光」(有楽出版社)でデビュー。主な著作に「艦隊これくしょん 鶴翼の絆」「機甲狩竜のファンタジア」(富士見ファンタジア文庫)、「シュヴァルツェスマーケン」(ファミ通文庫)シリーズなど

「2018年 『ミリオタJK妹!3 異世界の戦争に巻き込まれた兄妹は軍事知識チートで無双します』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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