- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784049132557
作品紹介・あらすじ
エンリコの失踪はキンバリーに衝撃をもたらした。二年連続の異常事態に教師陣も犯人捜しへと動き始め、ついには学校長自らの尋問が生徒へと及ぶことに。
不穏な情勢下で近付く統括選挙の時期。後継者を決めあぐねるゴッドフレイ陣営の前に、因縁の対抗勢力が立ち塞がる。
そんな中、人生を懸けて箒競技のタイム更新に挑むアシュベリーは、大きな壁にぶつかり苦しんでいた。彼女の助けになろうとするナナオだが、ふたりの華々しい活躍は選挙と無縁でいられず──。
一方でオリバーたちの前には、転校生の少年・ユーリィが現れる。軽いノリとは裏腹に高い戦闘能力を持ち、楽しげに校内を探って回る彼の目的とは──。
感想・レビュー・書評
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今回はオリバーの復調までにナナオがオリバーにたくさん絡んできて、テレサも可愛らしく甘えたりしてデレ好きとしては良かったです。シェラは前回頑張ったから、一回休みな感じ。一度敵として戦った人が仲間っぽくなるのは、面白いお話の定番ですね。どうしても復讐ものな上、本人は殺しを嫌っているので暗くなりがちなお話なのが難点です。あと、死んだり、子どもを作ったりするのが日常な世界のため、過度な性的表現がポロポロ出てくるので、学校図書館として望ましくないのが難。
この巻は、エンリコへの復讐を果たしたオリバーが、学園上げての容疑者探しにハラハラし、魂魄融合の後遺症に悩んだりしながら、アシュベリーとモーガンが離れているのとアシュベリーの本調子ではないのの関連性とか解決しつつ、容疑者探しのドキドキが複線貼られて続く。 -
信頼関係や夢を追い続ける事などの描写が魅力的で面白かった。
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サブキャラのエピソードを巻のメインにするのはつまらない
構成の分量配分を考え直したほうがよいのではないか
あくまで主軸はオリバーとナナオであろう -
ちょいエロ方面に走り始めた感あり。
そしてヒロインのヒロイン力すさまじ。
学院側が本気に調査開始ということでこれから
追い詰められていくのかなぁ、という展開。
そろそろ8本目の魔剣をもういちど見たいものだが。