いらっしゃいませ 下町和菓子 栗丸堂5 横浜唐菓子事変 (メディアワークス文庫)
- KADOKAWA (2022年3月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784049143638
作品紹介・あらすじ
葉桜が雨に映える東京、浅草。栗田は葵の父に認めてもらうべく和菓子職人の大会優勝に向け、今日も葵と二人、自分たちの味を模索していた。
しかし栗丸堂にかかってきた一本の不思議な電話から人探しが始まる。心当たりを探して街を歩くうち、栗田は気にかけていた人物とばったり出会うことになる――。
やさしい甘さの和菓子の中に、それぞれの人が見つけた大切なものとは?
吾妻橋のたもとの傘の中、栗田と葵の二人の距離も縮まって……。
◆目次◆
栗どら焼き
大学芋
月餅
感想・レビュー・書評
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2022年3月メディアワークス文庫刊。書き下ろし。シリーズ5作目、通算10作目。栗どら焼き、大学芋、月餅、の3つの連作短編。奈良、京都と浅草から離れた話が続いたが、やはり浅草の栗丸堂をホームグランドにする栗田の話が好ましい。そのせいか葵さんのギャグも華やいでいる。そして栗田と葵さんとのコンビネーションが復活したのが楽しい。続きますねぇ。
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【収録作品】栗どら焼き/大学芋/月餅
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葉桜が雨に映える東京、浅草。栗田は葵の父に認めてもらうべく和菓子職人の大会優勝に向け、今日も葵と二人、自分たちの味を模索していた。
しかし栗丸堂にかかってきた一本の不思議な電話から人探しが始まる。心当たりを探して街を歩くうち、栗田は気にかけていた人物とばったり出会うことになる――。
やさしい甘さの和菓子の中に、それぞれの人が見つけた大切なものとは?
吾妻橋のたもとの傘の中、栗田と葵の二人の距離も縮まって……。 -
面白い。次はどうなるやら
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計算して程度を下げてるのなら大したもんだが(その場合は作者じゃなくて編集者か)
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うん、面白かった。
でも、お話の本筋と関係ないところが気になっていちいちチェックしてしまい、入りきれなかった。
残念。栗田仁、いい男なんだけどなぁ。 -
浅草には何度か遊びに行ったので、行ったことがある場所が出てくるとワクワクする。今度浅草に行ったら唐茶色の暖簾がかかった和菓子屋を探してしまいそう。大会が終わったらこのシリーズも終わるのだろうか。続きが気になるが終わるのが寂しくて読み進めたくない。読むけど。
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お菓子の大会予選始まる。
今回の謎解きは、栗どら焼き、大学芋、月餅に絡めて。小学生のイジメではなかった大学芋編がさりげない浅草名所案内にもなっていて葵さんの蘊蓄とともに勉強になる。
二人の中も少しまた進展したようで嬉しい。