いよいよ、本家だの先代だのいろいろ出てきて、藤原さんの出生の秘密と、藤原さんの力の秘密がちょっとずつ明らかに。
しかも、いろんな立場の人がいろいろな立場でいろいろなことを画策しているから、本当にいろいろ。
でも、こういう状況にはありがちなのですが、渦中の人物には本当のことがまったく知らされていないので、余計混乱した事態になっていく……という、王道展開。
個人的には、こういう方向でこの物語にオチをつけてほしくなかったかなあ……という気持ちになりながらも、まあとりあえず、最後の一巻なので次の巻もしっかりと読みたいと思います。
それにしても、結構病んでる女の子がいっぱい出てきて面白かったのに、最後がこのオチなのは辛いなあ……と思ったりもしました。