5分後に恋の結末 春が来たら、泣くかもしれない (5分後に意外な結末)

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  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784052049743

作品紹介・あらすじ

YA層に圧倒的に支持されている大人気シリーズ。学園を舞台にした、3人の女子の「恋」と「友情」の物語。女子は必読、男子も読みたくなる、青春小説。もちろん、ただの青春小説ではない。全26話、「意外な結末」と「スカッとするラスト」を保証!

感想・レビュー・書評

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  • いつの間にかこんなにシリーズが増えていたとは。

    読書が苦手という人、学校で「朝の○分間読書」がある人、恋をしている人、10代。
    そんな人にオススメだ。
    もちろんどれにも当てはまらない人にも。
    10代を思い出して、胸がときめく。
    ま、残念ながら女子校で、先輩を見てときめくこともなかったし、学校があまり好きではなかったので、妄想も多分に含まれるが。

    「自慢の彼氏」は、やっちまったな(笑)と意地悪な気持ちが満たされる。
    ざ ま あ
    的なね。
    そんな気持ちを恥ずかしくなんて思わないでよい。
    綺麗な心ばかりではないことを自覚するか、現実世界では「いい人」で居続けられるのだ。

    「ゲームの行方」秀逸!
    この彼女みたいなことをしてしまう女性は多いだろう。
    恋愛指南では「男を立てろ」とあるし、やはり好きな人には愛されたい。
    だから、おバカな子、出来ない子を演じてしまう。
    この物語の面白いところは、他人から見えた一瞬なんて、本当にその一瞬だけを切り取ったものだということ。
    必ず物事には前段階がある。
    育児もそう。
    ブチギレた私を見て、見知らぬ人が「かわいそう」「ひどい」というけれど、こちとら朝からぐずられて何度も気持ちを切り替えてきたのに!と言いたいことは、多々多々多々ある。
    おっと個人的な愚痴になった。
    それと同じ。
    他人が訳も分からず批判するのは間違いだ、ということだ。
    「魅力論」もその流れで、拍手喝采したい。
    なかなか現実ではこんなにうまくいかないが。

    「ブルーな恋」
    店員に横柄な態度をとる彼氏の話。
    うわ、嫌だな、と思ったが、綺麗に着地した。
    話の大きなひねりは、目新しいとは言えないが、この腹の立つ彼氏が、腹の立つことを言った言葉の真実が良い。
    良いところと悪いところは紙一重だ。

    他にもなかなか面白い物語がたくさん詰まっていて、短編好きとしては嬉しかった。
    プチケーキ詰め合わせのようなワクワクがたくさんあるので、お気に入りが見つかるはずだ。

  • どの話もほのぼのというか、学生同士のキュンキュンエピソードが詰まっていてほっこり。 ちょっと過干渉気味な友人たちがいなければ、カップルにならなかったであろう人たちも。
    現実ではこういうほどほどのお節介があまりなくて、両片想いで終わってしまうケースが多々あるんだろうな。
    その流れできたから、エピローグではすっかり騙されました(笑)

  • 朝読にぴったし
    青春

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