- Amazon.co.jp ・本 (113ページ)
- / ISBN・EAN: 9784052052996
作品紹介・あらすじ
夏休み、都会に住む小4の陸は、いとこが働く牧場に行くことになる。家族とはなれて、1週間、自然の中での、牛や牧場の人たちとくらす……さあ、どんな体験が待っている!? 陸にはある悩みがあったのだけれど――!?
感想・レビュー・書評
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家族と離れていとこの牧場で過ごす7日間の物語。たった7日、されど7日。主人公の心は大きく成長する。
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夏休みになり、陸はいとこの大ちゃんに誘われて、大ちゃんが働く農場に行くことにした。
大自然の中、牛たちの世話をしていると学校での嫌なことを忘れることができた。しかし、牛の世界にもいじめがあることを知った陸は、友だちがクラスでひとりぼっちになった時、声をかける勇気が出なかったことを思い出した。 -
屈託をかかえた少年が牧場での仕事で解放されていく。自分も行ってみたくなる。
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りくは、やさしいけど、みんなに意地悪されているしゅうくんに声をかけることができなかった。でも、ぼくじょうから帰ってきたら、できるようになった。牛がほかの牛を助けているのを見たから。牛も、かっこいいし、やさしいなって思った。
牛ってみんな同じかと思ったけど、もようとか、いどうの仕方とか、ミルクの飲み方とか、みんなちがっていておどろいた。
まりんは、やさしいし、牛をよくかんさつしていて、牛の気持ちがわかるから好き。
りくは4年生で、ぼくと同じ学年。今まで一人でどこかに行ったことはないけど、ぼくも、ぼくじょうにさそってもらえたら、行ってみたい。それぐらい、いいなと思った。(小4)