本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
- / ISBN・EAN: 9784054010390
感想・レビュー・書評
-
[評価]
★★★☆☆ 星3つ
[感想]
サブタイトルからマレー・シンガポールの戦いを中心に物語が進むのだろうと思いながら読み始めたら、南太平洋の戦いが始まりビックリした。
物語の中心はマレー半島を南下する日本陸軍の機甲師団とジットラに構築した陣地で防衛するイギリス陸軍の壮絶な戦いとなっている。制空権を確保した日本陸軍は空挺部隊をイギリス軍の後方の空港に投入し、挟撃を試みたようだがイギリス軍の十分な備えで徐々に追い詰められ、どうなるのかハラハラする。
それにしても陸軍はイギリス軍との戦いが始まったにもかかわらず、ソ連との開戦を考える勢力が存在し、憂鬱な気持ちになる。一方でじわじわと原子爆弾の完成が近づいており、時間切れは遠くない。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示