偏差値30からの中学受験合格記: 泣いて、落ち込んで、最後に笑った母と子の500日
- 学研プラス (2003年7月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
- / ISBN・EAN: 9784054021389
感想・レビュー・書評
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2000年前半の合格受験記。神奈川の話で具体的な話も多いが、ブログ文体なんで本だと読みにくいかな。
お試し受験校に落ちてしまうのは、なんともリアルで胸が詰まるが、ハッピーエンドでよかった詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
[墨田区図書館]
「親の介護~」で知ったコラムニストの子どもの受験体験。これが初の著作だったはず。長く予約していてやっと来たので読んだけれど、2003年に発刊されているけれど今読んでも全く遜色なく、中学受験の世界はそんな感じ。
それでも、流石に結果を出せたのは、元がどうとか、さほどやることやれなかったと言いつつも、それでもしっかりとやるべきことはコツコツとやってきたから勝ち得た結果なんだなーと思えた。計算と漢字すらやっていない我が子の成績が5年春をピークに一直線に下り坂のことにも改めて納得が。というかせめてこの本を夏とか9月に読みたかったなー。でもこの時期でも、結果まで結び付くかどうかはともかく、まだ出来ることはあるはず。 -
おもしろく参考になる点が多々ある本だった。中学受験の過酷さがよくわかる本。
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著者が息子の中学受験を体験したのは、2000年代初頭のことのようなので、情報自体は古くなってしまったが、今でも通じるエピソードがいっぱいで、中学受験の基本部分や我が子を思う親の暴走などは、何年経っても変わりない。今も多くの親の共感を得ることだろう。
著者も息子も、立派だなあと思う。親も一所懸命だし、息子も、抜けてるように見えて、まじめで良い子だ。秀才ではないけれど、こういう子が志望校への合格を果たすのは気持ちがいい。著者も、自分のダメ親ぶりを面白おかしく書いていて、若干の謙遜もあるだろうが、かなりリアルで生々しい。
面白いだけでなく、中学受験のツボも結構押さえられており、これから受験という親御さんの役にたちそうだ。 -
中学受験の壮絶さがよく伝わる。
親の必死さと戸惑いの中にも受かったヒントが散りばめられている。
この世界に自分と自分の子供を放り込む決意はまだつかないけれど、子供も成長できるんだと感じた。 -
久々に読んだけれど、やっぱり泣けます。
私自身中学受験をし、年の離れた妹が受験する時の母を近くで見ていたからこそ、著者の気持ちがよく分かります。中学受験をした人でないとわからない部分だと思います。
笑い話も入っているので、中学受験をする子のいるお母さんにはオススメです。きっと心が少し楽になるはず。 -
痛いほどりんこママの気持ちがよくわかり、面白くて吹き出してしまったりもしたけれど、辛さに共感し、思わず泣いてしまうことの方が多かった。
普段から感情を出さぬよう努めて冷静に振舞っていても、我慢ができなくなり突如、キレて暴言を吐いてしまうこともある。
自分はいったい何をしているのだろうと茫然自失な時でも、この本を読むと、自分だけではないんだという励ましに近い温かさを感じることができた。
これからも自分を見失いそうなときにこの本を開きたい。 -
参考になったのは、「母親の葛藤」、「夫婦の葛藤」。
肝心の「僕」の視点が少し希薄。もっとリアルかと思った。
失礼な言い方をすれば「超結果オーライもあるよ!」本です。
失礼お許しください。 -
「そうそう、そうなのよ」と読みましたが、友だちはマニュアルとして使っていた。
そっちが正解?