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- Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
- / ISBN・EAN: 9784054037748
感想・レビュー・書評
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うーん、ユニコーンと王子さまの愛の物語だったのね。今度、積読中の「心地よく秘密めいた場所」に再挑戦してみよう。
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ウィルフリッド兄さんは口癖みたいにいってる。あんなことがおまえに起こったなんて、変だ、おまえは女で、赤ん坊で、サンダルの紐もろくにむすべないじゃないかって。けど、あたしは変じゃないと思う。どんなこともみんな、ちゃんと理由があって起こるんだから。けど、あの悲しいことは別だと思う。でも、もしかしたら別じゃないのかも。
あたしはスーズ。九歳。来月、十歳になる。十年前のその日はグリフィンがやってきた日だ。兄さんはこういってる。おまえのせいだぞ、グリフィンは世界でいちばん醜い子が生まれたときいて、食べにきたけど、あんまり醜いからやめて、ミッドウッドに巣を作ったんだって。ミッドウッドの本当の名前は『真夜中の森(ミッドナイト・ウッド)』。すっごく暗い森だからそんな名前がついてる。グリフィンはそこにいて、あたしじゃなく、羊や山羊を食べる。グリフィンは気に入った場所があるとそこにいつくらしい。
(「ふたつの心臓」p.317) -
なつかしいタイトルに手を伸ばしてみたら、改訂版+続編付き。
読むべきだろうか(…旧版は途中までしか読んでないはず…)
これのアニメーション作品については別掲。