エア新書: 発想力と企画力が身につく“爆笑脳トレ” (学研新書 42)

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  • 学研プラス
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  • Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784054040175

感想・レビュー・書評

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  • 新書の独特の雰囲気は、いかにも新書っぽいあのタイトルなんですね。
    この「エア新書」は、あの有名人が著者だったらという架空の企画で作られた100の新書の、タイトル・帯コピー・見出し集。
    そしてあなたも作ってみよう!という脳トレ指南の本でもあります。

    「私的髪型論~徹子のヘア   アフリカでもまったく変わらないカタチの ふしぎ発見!」とか、
    「ビジネスはすべて テイスティングが教えてくれた  田崎真也  ~ 人は彼をワインシュタインと呼ぶ」みたいな(笑)

    私も笑える、頷けるの作ってみたいです、身近な人とかで(*^^*)

  • 読了。今年33冊目。架空の新書のタイトルとサブタイトル、帯を考える、というもの。

    エグゼクティブはみんなホトトギスを飼っている
    ーー男たちのサクセスを鳥が支えていた
    徳川家康・豊臣秀吉・織田信長

    はなかなか秀逸だと思う。ただ結構風化しちゃったネタも多い気がする。

  • 2009年1月30日、初、並、帯無
    2015年5月3日、新潟黒崎icBF

  • あえてしょぼく見せる=孫子の兵法
    人を惹きつけるには外見は一切不要、歴史を彩った背が低い人々、中身がすごいから湧いてくる畏怖の念。

  • ”爆笑脳トレ”なんていう副題はないほうがいいですね、「エア新書」のタイトルでこの本はもうほぼキマリ。
    「エア」という単語には、「想像力」にはない”まあほとんどないんだろうな”という諦観と軽さがあります。そこがいいです。

  • [ 内容 ]
    あなたの頭は固くなっていないか?
    笑いが足りなくなっていないか?
    遊び心なきところに豊かな発想ナシ!
    ここに登場する架空の100冊の新書の内容をクククッと半笑いしながら読めば、その考え方のノウハウが自然に頭に入ってくる。
    さらにあなた自身も、有名人・友だち・家族が出す架空の新書企画を考えることで、知識だけの脳を超えた、応用力ある柔らかな脳に。

    [ 目次 ]
    1 マトリクスで把握する“各社新書レーベル”のイメージ
    2 ツリーチャートで見る“新書タイトル”の構造パターン分類
    3 フローチャートで理解する“石黒式ネタ作り”の発想法
    レーダーチャートで比較する“各エア新書”の傾向

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • この人ならこんな本を書くだろうと思わせる。
    視点がユニークです。

  • 思わずクスッと笑ってしまうタイトルの連続で、“売れそうな新書タイトル”に導くための手法を垣間見ることができます。みんながよく知っている人をネタにしているため、視点を捉えてうまくアウトプットに導いていく企画力が素晴らしいことに気付かされます。そのプロセスは単なる思いつきやひらめきではなく、著者自身が考案した「新書の傾向と対策」のフローチャートに則ったりとメソッドが明確であり、クリエイティブ開発の勉強になること間違いなし、でしょう。

  • もしも、あの人が新書を出すとしたら・・・という毒どっさりの本。
    ページをめくってもめくっても、ひたすら新書の表紙のデザイン。
    そりゃーないよ、とちょっと責めすぎな面もありますが、
    ここは、笑って流すのが大人ってものです(^^;

  • 本屋でどうしても目に付いてしまう新書
    いかにも目を引きそうなタイトルは、怪しいと思いつつも読んでしまう。

    日ごろの生活の中でエア新書のタイトルをぶつぶつと考えることは、
    見聞きしたことをすべてネタにして遊ぼうとすれば、事前とものごとのポイントを考えるクセが付く

    面白かったエア新書タイトルを10コほど、、、

    タバコは吸っていい -禁煙全盛時代にあえて提言 (加護亜依)
    共生力 -マイナーなのぼり目とメジャーな落ち目 (はるな愛、松浦亜弥)
    白い恋人はどこへ消えた -生キャラメルが地場産業を駆逐する (田中義剛)
    漬物屋はなぜ潰れないのか? -辰っちゃんの太腕繁盛記 (梅宮辰夫)
    エロい人は思いつきでものを言う -エコの時代は終わったね、これからはエロ (高田純次)
    名前は読めないぐらいがちょうどいい -もう普通じゃ覚えてもらえない (一青よう)
    先を読む人はなぜ寝癖がつくのか? -3六飛車の髪質! (羽生善治)
    バカのふり -ダマして油断させる勝利の方程式 (小倉優子)
    なぜ黙っている人ほど上に立てるのか? -スーパーことなかれ主義の恐るべきパワー (福田康夫)
    それでも新書は儲かる! -考えるな、出し続けろ (出版社連合)

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著者プロフィール

いしぐろ・けんご
◉著述家。1961年金沢市生まれ。叔父がシベリア抑留体験者。
映画化された『盲導犬クイールの一生』(文藝春秋)をはじめ、
『2択思考』(マガジンハウス)、
『分類脳で地アタマが良くなる』(KADOKAWA)、
『7つの動詞で自分を動かす』(実業之日本社)、
短編集 『犬がいたから』(集英社)など著書多数。
編集者としても『日本は、』(G・D グリーンバーグ/彩流社)、
『ナガオカケンメイの考え』(ナガオカケンメイ/新潮社)、
『読む餃子』(パラダイス山元/新潮社)など、
手がけた書籍は200冊以上。

「2016年 『シベリア抑留 絵画が記録した命と尊厳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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