ダンスの力: モーニング娘。AKB48…愛する教え子たちの成長物語

著者 : 夏まゆみ

• 学研プラス (2014年4月22日発売)

作品紹介・あらすじ

人を育てるとは？ダンスが人にもたらすものとは？……。モーニング娘。、ＡＫＢ４８を育てたダンスプロデューサー・夏まゆみ。彼女しか知らないアイドル育成の苦労話やさまざまな体験を通して、自身が見出した「だれしもが持つ可能性」について語る。

感想・レビュー・書評

[ＫＡ☆ＴＯさんの感想 · 2014年6月4日]

モーニング娘。やＡＫＢ４８を育てた夏まゆみ先生。

夏先生はダンサーであるが子ども達をダンスを通して育てる教育者だと読んでいて分かった。

夏先生に指導を受けた多くのアイドルが今でも「夏先生」と慕っている理由が分かります。


人には「もう限界」と思っても、その先がある。

底力くんに会うということは成長するということ。

さて、人生における数分という時間。

もしくは数秒という時間。

「もうダメだ」と言って諦めますか。

それとも底力くんに会いに行きますか。

そう夏先生に問われている気がします。

指導を受けたことも会ったこともありませんが。（笑）

[funfunddreissigさんの感想 · 2015年1月28日]

アイドルのエピソードが知られることと、あのアイドルがどんな風に育てられたのかが見えることが良い点。
ただ、著者自身がダンスの力を伝えたい！との思いで書いてる本ではあるので、自己啓発っぽい内容。苦手な人は注意。

著者プロフィール

ダンスプロデューサー/指導者。1962年、神奈川県生まれ。80年渡英以降、南米、北米、欧州、アジア、ミクロネシア諸国を訪れオールジャンルのダンスを学ぶ。93年には日本人で初めてソロダンサーとしてニューヨークのアポロ・シアターに出演し、絶賛を浴びる。98年、冬季長野オリンピック閉会式で老若男女数万人が一度に踊るための振り付けを考案・指揮する。NHK紅白歌合戦では20年以上ステージングを継続。吉本印天然素材、ジャニーズ、モーニング娘。、宝塚歌劇団、AKB48、マッスルミュージカル等、団体から個人にいたるまで、手がけたアーティストは300組におよぶコリオグラフィの第一人者。
伸び悩んでいた教え子の成長が、指導者の「言葉のかけ方」次第で著しく加速するケースを自ら体験したことで、指導における「言葉」の役割の重要性に早くから着目。以降、30年以上にわたり実際の指導現場で試行錯誤をくり返し、効果的な「声かけ」を導き出す。教え子たちが急成長していく「声かけ」はたちまち注目を集め、近年では、大手企業や官公庁からの講演依頼が続出。メディアにも多数出演し、その方法を伝えている。

「2023年 『人はいつでも、誰だって「エース」になれる！　心とからだが輝く７２の言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」