沖田総司: 六月は真紅の薔薇 (上巻) (学研M文庫 み 7-2)

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  • 学研プラス
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  • Amazon.co.jp ・本 (388ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784059001379

感想・レビュー・書評

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  • またもや実家で発見、再読・・・しかし上巻しかない。
    沖田総司入門って感じの本書。史実と違うところはあれど読み物としてはとても面白い。この土方さんと沖田ツボです。というかやはりこんな感じがデフォルトって気がします。

    この作者さんは結核になったことがあるそうで。おぉリアリティ。
    続き早く読みたいのに帰るまで読めないなぁ。

  • 読みやすく、沖田さんがとても聡明。土方さんや近藤さんの過保護なところとかが好きです。
    小説としてとても好き。

  • 新選組の沖田総司に焦点をあてた本。非常に読みやすい。
    2010/6/9

  • (2004.09.15読了)(2004.07.04購入)
    副題「六月は真紅の薔薇」
    (「BOOK」データベースより)amazon
    幕末の江戸。弱冠20歳ですでに試衛館道場で代稽古を務めた沖田総司だが、心は鬱屈していた。己れの剣技を、もっと広い世間で磨きたいという野望があったのだ。ある日、降って湧いたような朗報がもたらされた。将軍家茂の上洛を機に浪士隊が結成され、その警護にあたるという。道場主・近藤勇、兄弟子・土方歳三らと共に、勇躍、京へ向けて発ったが…。若くして逝った剣客を描く歴史長篇。

  • 新選組一番隊隊長・沖田総司を主人公に据えた一冊。
    新選組・恋・結核・生と死。今も実際に残る「沖田氏縁者」の謎。総司の小説って最後は結局死んで終わるようなパターンが多そうな感じですけど、この作品はあえてそこまでは書いてません。死ぬ直前までを書いてます。そこがよかった。。。
    主人公は沖田総司なんだけどサブキャラの土方が格好よすぎて萌え死に。(上)(下)巻。

  • タイトル買いです^^;

  • 涼しげの青少年、沖田 総司の生涯を描いた作品。
    沖田は純粋だったのかもしれない、現代社会からみていると、
    この時代に沖田が産まれていたらどうなっていたのだろうか?

  • 沖田とおあいの恋愛模様がいいです!私的に少し河上彦斎が登場して嬉しかったです。桂と沖田の些細な会話もよかった。
    桂と沖田はこうやって互いの立場を知らぬふりをして話してたらいい…
    剣を振るうことに悩む沖田がよかった!性格もかわいい好みの沖田。土方さんの沖田
    を心配する姿も…ほろり。
    ただ下巻ではラストがあっさりだな、と思ってしまう。

  • 高校の時に図書室で見つけて読んだ作品。沖田総司に焦点をあてての作品ですごくおもしろかった。でも最後はやっぱり切ない。

  • 三好さんの書かれる沖田は「苦悩する沖田」といった感じだ。いろいろと夢想し、自分の剣に、新選組に、恋に大いに悩む。そんな沖田の一人称には多少戸惑うが、幕末に生きる二十歳の青年の物語として面白く読んだ。土方さんが反則なくらいカッコいいので困る。

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著者プロフィール

一九三一年東京生まれ。横浜国立大学経済学部を卒業後、読売新聞社を経て作家生活に。六七年『風塵地帯』で日本推理作家協会賞を、六八年「聖少女」で直木賞を受賞する。推理・サスペンス小説、スパイ小説、歴史小説、伝記小説など広範囲なジャンルで硬筆な筆をふるう。

「2019年 『ガラスの階段 特捜検事 新編集版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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