本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (439ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061132832
感想・レビュー・書評
-
ドンファンシリーズの初期四部作の中では一番好きかもしれない。
トナールとナワールについての解説がされるのもこの巻だ。
この巻の最後でドンファンの弟子たちは崖から谷底に向かってダイビングをするのだが、一方で後の巻で明らかにされるように、ドンファンたちは未知の次元に旅立っていく。
その情景がまるで目に見えるような気がしたものだ。
ドンファンシリーズはカスタネダが作り上げたフィクションであるのはほとんど疑いようがない真実に思えるが、ただ、この巻で語られるトナールとナワールの世界の記述には何故かそれだけではないと思わせるに足る説得力がある。
まあ、このシリーズに参ってしまった人にとってはそんなことはどうでもいいことかも知れないが。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示