未知の次元

  • 講談社
4.25
  • (2)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 19
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (439ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061132832

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ドンファンシリーズの初期四部作の中では一番好きかもしれない。
    トナールとナワールについての解説がされるのもこの巻だ。
    この巻の最後でドンファンの弟子たちは崖から谷底に向かってダイビングをするのだが、一方で後の巻で明らかにされるように、ドンファンたちは未知の次元に旅立っていく。
    その情景がまるで目に見えるような気がしたものだ。
    ドンファンシリーズはカスタネダが作り上げたフィクションであるのはほとんど疑いようがない真実に思えるが、ただ、この巻で語られるトナールとナワールの世界の記述には何故かそれだけではないと思わせるに足る説得力がある。
    まあ、このシリーズに参ってしまった人にとってはそんなことはどうでもいいことかも知れないが。

全1件中 1 - 1件を表示

カルロス・カスタネダの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×