- Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061311695
作品紹介・あらすじ
1990年。人体の1000分の1に縮小されたK大学の若い医師山里凡太郎は、3人の医師と、同じく縮小された潜水艇にのり込み、癌におかされた凡太郎の恋人の体内にもぐり込む。患部の手術を無事に終えた時、思わぬ出来事が彼らに襲いかかる……「初春夢の宝船」ほか11編を収めた抱腹絶倒の作品集(講談社文庫)
1990年。人体の1000分の1に縮小されたK大学の若い医師山里凡太郎は、3人の医師と、同じく縮小された潜水艇にのり込み、癌におかされた凡太郎の恋人の体内にもぐり込む。患部の手術を無事に終えた時、思わぬ出来事が彼らに襲いかかる……「初春夢の宝船」ほか11編を収めた抱腹絶倒の作品集
感想・レビュー・書評
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新春夢の宝船
我等はエジソン
同窓会
女の決闘
するべからず
旅の恥のかき捨て
アルバイト学生
俺とソックリな男が……
嘘つくべからず
うちの親爺
軽井沢
昔の教官殿
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なんかイイぐらいの黒さ。
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これってユーモア?
狐狸庵先生の笑いを期待していたが、
腑に落ちず、不愉快に感じたり・・・残念 -
狐狸庵先生最高。
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面白い話が起承転結でできているとするなら、遠藤さんのお話は起承転ケくらいで終わってる様子で、余韻が長く、読みおわってちょっと考えるというタイプのものです。好き嫌いはあると思いますが、ワタシはこういうの大好きです。
男には他人に見せてはならない顔が3つある。まず、金を数える顔。第2に、女とナニしとる時の顔。第3にだな… -
昔の背景が良くわからないけどそれでも面白いと思える話がありました。
またいつか読み直そうと思います。 -
20130523読了。
遠藤周作というと『沈黙』のイメージだったので、タイトルはともかく、内容はシリアスなんだろう、と思っていたのだが、読んでみて本当にタイトルどおりのブラックユーモアの小説だった。
こういうのも書いていたんだ、という衝撃。
気楽に読めて良し。 -
海と毒薬、沈黙のイメージしかなかったため、なんだか別人のよう。
星新一よりは明るい感じで、気軽に読めます。はまるひとははまるかも。 -
人間臭さがつまったユーモアな短編集
かるーい気持ちで読むのにちょうどよい。 -
中学生の頃初めて母親の本を読む。日本の短編文学に親しむ原点とも言える本。イラストがいい。