- Amazon.co.jp ・本 (426ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061312166
感想・レビュー・書評
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<源>
本書はノンフィクションではないので当然作者の意図/意思が強く練り込まれた物語となっている。 そして僕が過去にTVや他の読み物で見てきた秀吉-家康の物語の流れと非常に酷似していると思う。
これはもしかすると,今読んでいる山岡荘八の『徳川家康』はもう70年以上も前に書かれたモノなのだから,その後のほとんどの作品の大元源になっているのではなかろうか,と感じた。
例えば現代における「新選組」の一般庶民的イメージが司馬遼太郎の小説作品に依るところが多い(と,僕は感じている)と同じ様に。偉業也!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2016.7.10 読了
三成 性格 歪みすぎ!
家康 そこまで考えてない、むしろ
あんたのこと 考えての発言、言動やったりするのに
うがって考え、
「これは、若君(秀頼)をないがしろに
しようとしている!」
とか
「次の天下を狙っている!」とか
考えすぎ!!
結局 最後は 当の家康に頼らざるを得なくなっていてさえ
まだ そんなことを思う、バカもの!
三成が もう少し融通が効く性格なら
歴史はどうなってたのか、と。
てか、この作者さんの描く家康
全然 狡がしこくなく狸オヤジじゃないんだけど。
あと 利家が とうとう亡くなるんだけど、
歴史では 秀吉の翌年に亡くなる、くらいの
知識しかなかったのに、
こんなに詳細に(ほんとかどうかわからんけど)
知れて 利家のイメージも変わった! -
利家逝去
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89年36刷本
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1988.6.20