徳川家康 16 日蝕月蝕の巻 (講談社文庫 や 1-16)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (426ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061312166

感想・レビュー・書評

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  • <源>
    本書はノンフィクションではないので当然作者の意図/意思が強く練り込まれた物語となっている。 そして僕が過去にTVや他の読み物で見てきた秀吉-家康の物語の流れと非常に酷似していると思う。

    これはもしかすると,今読んでいる山岡荘八の『徳川家康』はもう70年以上も前に書かれたモノなのだから,その後のほとんどの作品の大元源になっているのではなかろうか,と感じた。

    例えば現代における「新選組」の一般庶民的イメージが司馬遼太郎の小説作品に依るところが多い(と,僕は感じている)と同じ様に。偉業也!

  • 2016.7.10 読了


    三成 性格 歪みすぎ!
    家康 そこまで考えてない、むしろ
    あんたのこと 考えての発言、言動やったりするのに
    うがって考え、
    「これは、若君(秀頼)をないがしろに
    しようとしている!」
    とか
    「次の天下を狙っている!」とか
    考えすぎ!!

    結局 最後は 当の家康に頼らざるを得なくなっていてさえ
    まだ そんなことを思う、バカもの!

    三成が もう少し融通が効く性格なら
    歴史はどうなってたのか、と。

    てか、この作者さんの描く家康
    全然 狡がしこくなく狸オヤジじゃないんだけど。


    あと 利家が とうとう亡くなるんだけど、
    歴史では 秀吉の翌年に亡くなる、くらいの
    知識しかなかったのに、
    こんなに詳細に(ほんとかどうかわからんけど)
    知れて 利家のイメージも変わった!

  • 利家逝去

  • 89年36刷本

  • 1988.6.20

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著者プロフィール

明治四十年(1907年)新潟県に生まれる。十四歳で上京し、博文館印刷所に文選工として働く。長谷川伸に師事、山岡荘八の筆名を用いる。昭和二十五年(1950年)より、北海道新聞に『徳川家康』を連載開始。昭和二十八年(1953年)単行本の刊行が始まり、ベストセラーとなる、『徳川家康』により、第二回吉川英治文学賞を受賞。以後、歴史小説を中心に創作する。昭和五十三年(1978年)七十一歳で亡くなる。

「2023年 『水戸黄門 下巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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