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- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061315983
感想・レビュー・書評
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二人の女主人公視点からの数少ない小説。
エリートコースの販売課長が社員旅行の晩に行方不明となり、やがて惨死体で発見された。課長殺害で微妙に動揺する社内の空気の中で、執拗に死の謎を追う女子社員……。ガラスの城のような、都心の高層ビルに勤める一流サラリーマンの世界にうずまく、さまざまな欲望と犯罪の構図を鮮烈に描く傑作推理長編。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
昭和の時代背景を反映したミステリーですが、今の時代にも通じるものが感じられます。
第1部『〜の手記』、第2部『〜のノート』、この手記とノート、嘘と本当の違いを最初から示し、読者に警鐘しているようです。とてもユニークなミステリーです。