さぼてん (講談社の創作絵本)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 36
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (34ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061322509

作品紹介・あらすじ

●自分の愛し方に不安を感じている。
●失敗をおそれるタイプだ。
●熱中すると周りがみえなくなる。
●最近、植物を部屋に置こうと思っている。
〈自分に、身近な人に、思い当たることがある方へ……本書をお薦めします。〉

感想・レビュー・書評

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  • 大事大事にしたつもりが逆効果。これ子育てにも言えそうです。

  • アイデアに溢れた絵本。絵本のページの上部と下部で、それぞれ絵本の登場キャラクターが別のお話を展開している。そこにもキャラの性格が表れていて芸が細かいと思いました。メインの物語も、自分にとってよい事が必ずしも相手に通じるものでは無いというのがやさしく描かれていて、絵も隅々まで緻密に工夫され、じっくり絵を読む楽しさがある。
    おすすめです!!

  • お話は簡単。もらったサボテンの世話をしすぎて枯らしそうになってしまうネコさんのお話。「過ぎたるは及ばざるがごとし」が頭の中に浮かんでしまいました。

    ただ、、、何とも言えない不思議な雰囲気の絵です。
    そしてその画調以上に、描かれた背景や動物たち?もとっても不思議。とにかく一度開いてみて!と言いたくなる本です。

    ちなみに絵本自体は大人向けなのか、表紙に巻かれた帯には下記のように書かれていますが、上記に書いたとおり、お話自体は簡単だし、本のいたるところに書かれたユニークな動物?も楽しめるし、子どもへの読み聞かせの本としてもおススメです。

    「自分の愛し方に不安を感じている」「失敗をおそれるタイプだ」「熱中すると周りがみえなくなる」「最近、植物を部屋に置こうと思っている」…〈自分に、身近な人に、思い当たることがある方へ…本書をお薦めします〉…

  • 色使いや登場人物の表情などなんともいえない「味」があります。ポストカードとかにしても良いカンジではないでしょうか。お話はじんわりくる。一生懸命になりすぎている人に贈りたい一冊。

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著者プロフィール

神奈川県生まれ。武蔵野美術短期大学卒業。児童書に、「はりねずみのルーチカ」シリーズ、「りりかさんのぬいぐるみ診療所」シリーズ(ともに作・かんのゆうこ/講談社)、絵本に『マーシカちゃん』(アリス館)、『マッチ箱のカーニャ』(白泉社)、『小学生になる日』(新日本出版社)など。書籍挿画に「安房直子コレクション」(全7巻/偕成社)などがある。2005年、2015年に、ボローニャ国際絵本原画展入選、2009年『ルウとリンデン 旅とおるすばん』(作・小手鞠るい/講談社)が、ボローニャ国際児童図書賞受賞。

「2023年 『はりねずみのルーチカ 精霊たちのすむところ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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