ムーミンのふしぎ (講談社の創作絵本)

  • 講談社
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本棚登録 : 286
感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061324176

感想・レビュー・書評

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  • 3歳になりたての息子には、内容は難しかったみたい。
    哲学的で、もう少し大きくなったら改めて読んでやりたい。

  • 海の色を集めようとするムーミン。
    でも、色は捕まえられない。
    だから、よーく見て、心や頭にしまっておくことにする。
    哲学的ですなー。

  • ムーミンは、最初海の水をすくって、うみの色のひょうほんを作ろうと思っていました。しかし、何回すくっても色が消えてしまいます。そこでスナフキンになぜかと聞くと、目で見てあたまにしまえばいいと言われて、ムーミンの心の中はどのように変化したのでしょうか...

  • 海の色は青いのに、手にとるとどうして色がなくなるんだろう?
    という子どもらしい素朴な疑問にぶち当たったムーミン。いろんな人に尋ねていきます。ミイは居丈高だけどなかなか的を射た発言をするし、ママは知らないことは知らないとはっきり話すところがいい。そしてスナフキンのことばでムーミンは一つの解決を見い出します。

    子どもの頃ムーミンのアニメは見ていたのですが、内容をほとんど覚えていません。もしかすると、全くドラマチックなストーリー展開がない日常が淡々と描写されていたので記憶に残らなかったのかもしれない。
    他のムーミンの本も読んでみたい。

  • 「ほしいものは、心の中にとっておく
    色褪せないし、なくならないし、壊れないし、荷物も増えない」旅人スナフキンならではの言葉

  • 松本でバスを待ってる時にビレバンで立ち読み。すごくよかった。
    きれいなものは世界にいっぱいあって、その全てを手に入れることはできないんだけど、持ち帰って所有する必要はなくて、心に刻んでいけばいい。そんなお話。
    子どもできたら絵本むっちゃ買っちゃうんだろうなー。これとか、絶対読ませたいもん

  • ムーミンが色について不思議に思い考えます。
    それに対するフナフキンの台詞がとても素敵です。

  • ≪県立図書館≫

    海の色の標本があれば、それは素敵だろうな。
    瓶につめて、眺められたらなぁ。
    でも、そうね。
    目に見えるもの全てを手に入れることなんて、できないよね。
    美しいものは、心に焼き付けて、ね。

  • 8分半

  • [墨田区図書館]

    「ムーミンのたからもの」を楽しんだので次いで借りてきた本。春休み中に読んだはずなんだけど、未登録だったので、入れました。ムーミンのふしぎ、それをどうか解決させるのかと大人目線でそれこそ"不思議"に思いながら読みすすめていたのですが、解決策は、「心の眼」ですね!てっきりスナフキンのように絵にはしるのかとも思ったんだけど、まだまだだったなぁ。4歳の息子にはきっと物語の真意は読み取れなかっただろうけど、海の美しい色とかわいいお話を楽しみました。

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著者プロフィール

1914年、ヘルシンキ生まれ。画家・作家。父が彫刻家、母が画家という芸術家一家に育つ。1948年に出版した『たのしいムーミン一家』が世界中で評判に。66年、国際アンデルセン賞作家賞、84年にフィンランド国民文学賞を受賞。主な作品に、「ムーミン童話」シリーズ(全9巻)、『彫刻家の娘』『少女ソフィアの夏』(以上講談社)など。

「2023年 『MOOMIN ポストカードブック 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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