- Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061325517
作品紹介・あらすじ
本作は、第34回講談社絵本新人賞佳作受賞作品です。
作者の澤野秋文氏は、第27回・第31回にも3回佳作を受賞しており、今回も佳作の受賞ではありますが、満を持して刊行が決定いたしました。澤野氏の作品の魅力はなんといっても、その「卓越した画力」にあります。細部まで緻密に描き込まれたタッチ、映画のようにダイナミックな視点で描かれた構図など、見ごたえのある画風が特徴です。
お話の内容は、グータラでなまけものの「ぎんた」と、怪しげなネコ「ちゃまる」が主人公の、和風テイストのお話。いつものように、家の掃除をさぼり、だらだらと過ごすぎんたは、ある朝、家にやってきた野良猫「ちゃまる」の後をつけることにしました。すると、ちゃまるは突然立ち上がり、しゃべりながら歩き始めます。驚いたぎんたは、恐る恐るさらにちゃまるを追いかけますが、その先にいたのは、家探しをちゃまるに頼んださまざまな動物たち。ちゃまるは、なんと、素敵な家を紹介してくれる、家探しの名人だったのです……。
テキストもシンプルでわかりやすく、昔話のような教訓も入った、安心して読み聞かせのできる好作です。 4さい~(総かな)
感想・レビュー・書評
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野良猫がいろいろな家を斡旋するというのが愉快。ごちゃごちゃと描き込まれた絵が話にぴったりと合っていて、これまた愉快。
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なまけもの の ぎんた のいえは ねんじゅう ちらかしほうだい。
そこにやって来たノラネコのちゃまる。
ぎんたはちゃまるの後を追いかけて、ちゃまるの仕事を知って、なるほど、なるほどと笑う。
「この絵が面白ーい!みて、何コレ。何がいるのー?」M9
絵が色鮮やかで、細々と描かれる。
雑多な品に森に隠れる怪しいもの。
開くたびに新しい発見があるくらいたくさんの物、者で溢れている。
けっこうマメなちゃまるが可愛いし。
表紙と裏表紙の裏にニヤリとする。
「みて!ここに皆んな、いるよ!ブタみたいなユーレイもいた!」M9
読み終えて表紙を見て、余韻にひたる。 -
古風で個性的な絵、隅々まで丁寧に描かれていて見てるだけでも楽しい。ストーリーも捻りがあって、幼稚園くらいの子供なら理解して驚きながら引き込まれるように楽しんでいた。個性的で面白い内容だと思う。
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ユニークだし、とても面白くかわいい!世界観もグー(*^-゜)b
ごちゃごちゃ描きこまれた絵も、いい味出していて、私は好きです。
タイトルもそそられる(*^v^)
澤野秋文さん、ですか。
憶えておこう♪ -
小物ひとつひとつが丁寧に描かれていて見入ってしまう。最後は頭のよい猫!
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息子8歳5か月
息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読みます。作品によってはボリュームたっぷりでも読む。母はサミシイ。
〈親〉
絵が好き ◯
内容が好き ◯
〈子〉
読んだ◯
何度も読む(お気に入り)
その他 -
絵がとてもいいです。すごく描き込まれています。
話の展開も面白いし、オチも良い。落語みたいな感じですね。
子供には年齢的に理解できるかどうか…というところと、絵の好みが違ったようなので、時間をおいてから再チャレンジしたいです。 -
まず、可愛らしい絵がとても気に入りました♪
息子はページをめくるたびに、『あー!』と気になる生き物を指さして、にぎやかで丁寧な描写を楽しんでいました。
内容もなかなか♪
なるほどー!となるオチでした^ ^