ロウソクの科学 (講談社文庫 ふ 23-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061350090

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  • 本書は英国王立研究所で少年少女のための実験講演を基に編纂された。化学的見地から、判りやすい言葉で読者にも語り掛けてくる。実験の様子を描いた挿絵もシンプルで判りやすい。ロウソクの燃焼で水素と空気中の酸素が化合して水が生み出されていることに、恥ずかしながら驚いてしまった。自然科学が発展していく中、市井の科学愛好家が後世に名を残す科学者となったファラデー。現代の中高生なら教科書で習う常識的な内容だが、元素の発見や検証のための薬品類も含め、先人の不断の努力の賜なのだと再認識させてもらった。

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著者プロフィール

イギリスの化学者・物理学者で、電磁気学および電気化学の分野での貢献で知られている。 直流電流を流した電気伝導体の周囲の磁場を研究し、物理学における電磁場の基礎理論を確立。クリスマスレクチャーにてロウソクの科学を講演。

「2021年 『角川まんが学習シリーズ まんがで名作 ロウソクの科学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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