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- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061360976
感想・レビュー・書評
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1961年発刊。最近、文庫で再版。
被害者同士に面識がなく、殺害方法のみが似ている殺人事件。連続殺人?犯人は?動機は?
4つの独立してみえる物語が最後の章で段々とつながっていき、読者にも同時にあれ?これってあの人?と線が見えてくる。昭和の世相を感じられるミステリー。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日本社会の人間関係ドロドロな話。好みが分かれそうな一作。超絶トリックを期待していたが、拍子抜けした。どうやら本書はトリックではなく、人間ドラマを楽しむものらしい。個人的には犯行動機にまったく共感できず、読了後に重い気分になった。
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第15回日本推理作家協会賞。(当時は日本探偵作家クラブ賞)
異なる4つの殺人が、まさに「赤い糸」で結びつく一連の事件の話。
無責任な行動をとる大人が出てきたり、最終的な復讐劇も八つ当たり気味なところがあったりと、ストーリーに無理矢理感が漂うが、構成としては面白い。
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