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- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061385429
感想・レビュー・書評
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異性愛者、同性愛者、として見るのではなく、個人を個人として見て知ること、そして自分を見つめることが大切よ、っていう話。私的にはちょっと物足りなかったかな。というか、今の私が求めている内容じゃなかったんだろうなぁ。二年くらい前の私だったらまた違ったかも。
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で、百合つながりでこんな本。
それぞれの章は、
1.漫画
2.レズビアン、両刀使い、身体的には男だけど女、ヘテロ…といったキャラクタの対話での問題提起
3.著者のうんちく
…という流れで進行。
最終的には、「私たちをカテゴライズしないで!」などと、「世界に一つだけの花」みたいなことをおっしゃっていますが…。
そうであるなら、タレントなり物書きとして、まずは揺るぎないパーソナリティを発揮してから書きゃいいじゃん。レズビアンなのを売りにした本出しといて、何を抜かすねん…という感じです。
まったく、『魍魎の匣』かと思いましたら、『鉄鼠の檻』。
苦しむ人に向けて、あえて「百合」という言葉を使っているというのかもしれませんが、「もっと私を見て」的、駄目なアスカみたいな底の浅さが目に余ります。
まぁ、そのあざとさ、表現力のなさを含めての「百合のリアル」か。