- Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061388758
作品紹介・あらすじ
これぞ“本格×ダンガンロンパ”!!
謎の依頼を受け集結した五人の探偵たちを待ち受けていたのは「犯罪被害者救済委員会」が企む『黒の挑戦』を通じた連続探偵殺人事件の幕開けだった……! 原作ゲーム『ダンガンロンパ』のシナリオライター・小高和剛からの直々の指名を受け、「物理の北山」こと本格ミステリーの旗手・北山猛邦が描く、霧切響子の過去――!
感想・レビュー・書評
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ダンガンロンパのヒロイン霧切響子のスピンオフ小説です
原作が推理ADVなので推理シーンがあります
悪の組織が仕組んだデスゲームを舞台に、用意された殺人事件を解いていきます
そのシチューエーションがメタで分かりやすい
果し状に凶器もトリックも記載されていて頭にスッと入ってきます
その殺人事件に掛かった費用まで書かれてあり、レベルも分かる優れた設定です
それでも安楽椅子探偵の霧切が解説してくれなければ犯人が分からなかったので読み応えがありました
密室の天文台で起きたバラバラ殺人なのですが、5つの天体望遠鏡の中に遺体を収納するのはムチャな気がして笑ってしまいました
元ネタがダンガンロンパだから通るけど、普通の推理小説だと石を投げられると思いました
安楽椅子から犯人がノコノコ出てくるのも、絵としてよく分かりませんでした
義足だったとして成人男性が忍び込めるものなのでしょうか
1巻ということもあり、世界観説明に割かれた体験版的な小説でした
こういう話が続いていくぞ、他の探偵とかの伏線も貼っていおいたからな、と作者のメッセージが伝わってきました
トリック説明の勢いが、原作のテンションをしっかり継いてる、ファンとして満足感あるスピンオフ小説で続きが楽しみです詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ゲーム「ダンガンロンパ」のスピンオフともいえるかもしれない作品。でもゲームを知らなくとも、充分普通のミステリとして読めます。
「シリウス天文台」で起こった恐るべき事件。全体的なボリュームは少なめなので、謎解きは案外あっさりした印象ですが。事件のインパクトは派手。そして更なる事件への予兆にわくわくさせられます。次回作の道具立てが出てきますが、これだけでいろいろ期待してしまうなあ。楽しみ♪ -
ダンガンロンパ世界だから許される異常な設定とそれを利用したトリックで面白かった。
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話としてはまだ設定出しという感もあるけど、意外なトリックで面白く読めた。響子さんが響子ちゃんでかわいい。挿絵がぜんぶ描き下ろしのカラーというのも素晴らしい。
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本格×ダンガンとのアオリどおり、かなり駄作めだったダンガンロンパ・ゼロと違い、ダンガンロンパの世界観を壊さず、なおかつ本格的な推理ものになっている。
2巻への引きはあるものの、これ1冊でも充分楽しめる。 -
ダンガンロンパ好きなら是非読んで欲しい!
霧切ちゃんが可愛い! -
面白かった!薄いのでややボリューム不足は否めないけど、スピンオフにしてはきちんとミステリしてて好印象◎北山猛邦だもんな〜 設定にテンション上がった
2巻も読むぞ〜 -
ダンガンロンパを知らない人にも楽しめる書籍。
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再読。良くも悪くもこの巻は完全に「導入」。面白くなるのは次の巻から。とはいえ設定などは好みだし、ダンガンロンパを知らなくても普通に読めるし、事件部分もまずまず、悪くはない。本の感想とは関係無いが、凝った造本やデザイン、触り心地のいい紙で豪華な感じがしてそこもいい。
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ダンガンロンパ要素は薄め。
探偵図書館や犯罪被害者救済委員会といった設定が面白かった。
なんか結が報われない感じがすごいので、次以降活躍の機会があればいいなーと思う。