フェノメノ 伍 ナニモナイ人間 (星海社FICTIONS)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 37
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061388956

作品紹介・あらすじ

「七月三十一日に、みんなみんな死んでしまうんだよ」
『首吊り館一家惨殺事件』――それは、人が関わるべきではない事件。
一肇×安倍吉俊のタッグが描き出す、極上の青春怪談小説!

感想・レビュー・書評

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  • 過去編とも言える話。霊をある種の電波だとする考え方は面白い。
    純粋なる悪意と、それに襲われるある家族の話。全体としては不可解な事件は起こるものの、あまり恐怖は感じない。クライマックスに向けての家族が襲われるくだりは、敵の正体がわからなくてじわじわくる。
    この巻でいろいろなことが明らかになりました。シリーズクライマックスに向けての助走といったかんじですね。

  •  まず表紙が怖い。え、なんでこれ怖いの?って思いつつ何度も表紙見て、本編を最後まで読むとなぜなのかわかった気が。
     そしてMみたいな娘がいたら良いなあとか一瞬でも考えた自分をやるせなく思う。

  • 「あの家族は、このまま幸せに八月を迎えることはできないんだ。今から二週間ほど後−−七月三十一日に、みんなみんな死んでしまうんだよ」−−後に表向き『首吊り館一家惨殺事件』と呼ばれることになる奇妙な事件の裏側に潜む「真犯人」を、「己」は見つけ出すことはできるのか!?
    一肇×安倍吉俊のタッグが描き出す、極上の青春怪談小説、ようこそ、こちら側の世界へ。

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著者プロフィール

小説家。「ニトロプラス」所属。著作に『幽式』、『フェノメノ』シリーズ、『少女キネマ 或は暴想王と屋根裏姫の物語』、『黙視論』、『謎の館へようこそ 白』(共著)などがある。

「2018年 『僕だけがいない街 Another Record』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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