- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061389878
作品紹介・あらすじ
伝説の魔城「契りの城」の奥深くに辿り着いたスアロー、婁、エィハ、忌ブキ、禍グラバら五人の英雄たちの前についに現界した〈赤の竜〉! すべての運命を賭け合った至高の最終決戦を通じて描き出される人と竜、そしてこの世界そのものの“新しいかたち”とは――!?
英雄たちの長き旅の終わりにふさわしき、瞠目必至の決着と伝説の完成を読撃せよ。
感想・レビュー・書評
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かなり面白かった。
睡眠時間が少なくなることよりも、途中で読むのをやめてしまうことの方が耐えられないと、三夜目以降、今日一日で読んでしまっていた。
人が遊んでいるところを描写したものは面白いのかという不安もありつつ、プレイヤー陣の顔ぶれとかからひとまず一巻だけと思って買ってみたのだけれど、半分も読まないうちに残りも注文をかけていた。
人が遊んでいるところ、面白かった。
プレイヤー陣が豪華であったことが一番の要因で、演じ方がはまっていて、キャラクターにとても惹かれ、世界の細かな設定とか、ダイスの目とか、その他の要素がとてもワクワク、ハラハラとさせるものであった。
TRPGは一度もやったことはないのだけれど、これは是非一度やってみたい、という気持ちになった。
150802詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大人オタクの全力遊び終結。
皆さん著名なラノベ作家さんだけ合って、物語を進行・着地させるのがうまいことうまいこと。
個人的には、エィハのキャラデザだけが最後まで生理的にちょっと… -
よかった。
全員の結末に納得できた。
久しぶりにいいラノベ読めた気がする。 -
お見事、と。
素晴らしいラストバトルからエンディングでした。
特に禍グラバ。
ああ、成田良悟の小説のラスト、好きなんだよね……。
そんなことをしみじみ終わった。
禍グラバのエンディングは本当によかった。
スアローのラストバトルの一連の流れもよかったなー。
実に、実に面白いセッションでした。 -
ああー終わったー…!!!いやあ見事な物語だった…。
全てはダイス次第、とはいえ婁さんとスアローのあの戦いは…しびれました。正しくこれしかない、という結末。いや、どんな成り行きになっていたとしても、そう思ったのだろうとは思いますが。
ここで全てが解決ってわけではなく、むしろここから更なる混沌が始まるというのがなんとも言えません。そういう意味では最も渡ってはならないところに力が渡ってしまったという気もするけど、まあ、物語とはそういうものでしょう。
うん、面白かった。またこういう企画ないかなあ。