いちご(1) (講談社青い鳥文庫)

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感想 : 37
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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061484047

感想・レビュー・書評

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  • 小学生の頃にちょろっと読んでたのが懐かしくなり。
    その時は単純に面白い「夢水清志郎」や「パスワード探偵団」により夢中だったけれど、私の場合は今読んでみて「こういう話だったのかあ!」と沁みてくるところがありました。はやく続きが読みたい!

  • いい話です。感動しました。学校とは、なにか?等、いじめの問題も。

  • ■き107
    #いちご(1)
    #1階本棚
    #小学校高学年から

    ■出版社からの内容紹介
    いちごは、小学5年生、アトピーになやんでいる女の子。お父さんの仕事のため、東京から信州の山のなかに一家で引っ越してきました。都会での生活からは想像もつかない大自然のなかの毎日は、いちごにとってはじめてのことばかり。ここだったら、アトピーもよくなりそう…。「いちご」シリーズの第一作。小学上級から。

    #236ページ
    #寄付本

  • 少女の成長。ほのぼのする本

  • 少女の成長物語だいすき

  • アトピーに悩むいちごは、父親の仕事の都合で、東京から田舎の山奥の町へ

    ピュアだなぁ(*^。^*)

  • 小学生の時に友達に貸りて読んだ本。それ以来ずっと倉橋さんのファンです。
    家族と都会から田舎にやって来た少女、いちごの心暖まる物語。何故か森の描写がとても印象に残っています。

  • 娘が学校で借りてきた。
    とても面白かったようで、どんどん読み進め、全シリーズ読破した。

    ★5つは娘の評価。

  • 友達の家にあった素敵な挿絵の本。
    おもしろそうで、気になっていて。
    手に取ってみたら夢中になって。

    小学生のいちごと一緒に
    小学生だったわたしは悩んだりドキドキしたり。

    人間以外の動物や植物だって彼らなりの
    ことばできっと話している。

    わたしたちが耳を傾ければ、その声はきっと聴こえる。

  • 私自身、今でもアトピーっ子。
    小学生当時、主人公を自分に重ねて読んでいました。
    このシリーズ、大好き。

  • 全5巻を通しての感想

    アトピーに悩むいちご(本当は一子)はアトピーのせいで『ブツブツいちご』とからかわれても『ツブツブいちごよ』と言い返す元気な女の子。
    でもそれはいちごが無理をしているだけ。
    山の中へ引っ越すときもアトピーなんかすぐ治るよというお父さんの言葉にどれだけ喜んだことか…
    けれど思っていた以上に大変な生活。
    不安を抱えてアトピーはひどくなりその状態のまま新学期が始まってしまいクラスメイトにうまくとけ込めなかった。

    学校に行きたくないと言ういちごをお父さんもお母さんも理解しようとしない。

    しかし光に出会っていちごは変わっていく。
    光は動物や植物と話が出来るという。大人達は変な子ども扱いするのだが。




    もし今自分の子どもが突然学校に行きたくないと言われたら話しをちゃんと聞いて向かい合えるだろうか?
    とにかく学校に行きなさい、もうちょっと行けば慣れるから…そう言ってしまわないだろうか?
    光のような子どもがいたらそうだねとそのまま受け止めてあげることが出来るだろうか?


    大人になって忘れてしまった気持ちや子どもに押しつけてる『大人の考え方』にハッとさせられる。
    児童書だけれどぜひぜひ手に取ることがあれば読んでみて欲しいな。


    山の中で出会った犬のゴローのセリフに泣きそうになったよ。

    『~楽しいことは、つらいことも悲しいことも体験しなくちゃ本当は手に入れられないんだよ。~』

    何もかもから逃げていたら何が楽しいことか分からなくなる。
    これは大人にも言えることだね、こういうことを教えてあげられる自分になりたいなぁ

  • 都会から田舎に引っ越してきた少女・一子(いちこ/通称・いちご)が主人公。
    たくさんの悲しみ苦しみを乗り越え成長していくいちごに、涙が絶えません。
    動植物と意思疎通が出来るというのも素敵w
    そして男の子も格好良い!
    全5巻。

  • 小学校のとき図書室で読んで、すごい好きだった記憶が。また読みたい。

  • いちごの病気がよくなったりわるくなったり心の問題なんだと思った。

  • 続けてもうひとつ倉橋さんを。倉橋さんといえばこちらのシリーズから読んだ、という人の方が多いのかもと思うけれど、わたしが読んだのは「青い天使」のあと。出版年では「いちご」が先。
    「青い天使」のあとに読んだからか、これはこれでいいけどね、という感じになってしまった。表現がちょっとストレートすぎるきらいがあったからだと思うのだけど、年齢のせいもあったのかな。いじめやなんかの人間関係のこと以外に、自然もテーマになっている気がする。
    いま読んだら、評価がまた変わるのかな。

  • アトピーを持つ女の子(いちご)が山奥に引っ越し、そこで出会う男の子や動物たちとの触れ合いと日常でのいちごの頑張る姿がとてもよかったです。頑張る子は輝いて見えるし、男の子のいちごを支えることによっていちごはもっと頑張ることができてどんどん輝いていくいちごがうらやましくなりました。

  • 久しぶりに全巻読んでみたけど、あいかわらず素敵な話です。
    やさしく背を押されている気持ちになります。

  • 何故親はこれを子供に読ませたんだろうか。

  • いじめと、戦ういちこの物語りです。もう苦しくなったいちこを救ったのが光とゆう動物と、話せる男のこです
    とても大好きなシリーズです(^−^)

  • 小学生にも読める本だけど、
    主人公のいちごの頑張ってる姿がすてきで
    私もこんなふうになりたいなと思います。
    高校生になって何度読み返しても良い本です^▽^

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著者プロフィール

 広島県生まれ。上智大学文学部卒業。出版社勤務、フリー編集者、コピーライター を経て、作家デビュー。講談社X文庫『風を道しるべに……』等で大人気を博した。 その後、児童読み物に重心を移す。主な作品に、『いちご』(全5巻)、『青い天使』(全9巻)、『パセリ伝説』(全12巻)『パセリ伝説外伝 守り石の予言』『ラ・メール星物語(全5巻)』、『魔女の診療所(全8巻)』、『ドジ魔女ヒアリ(全3巻)』、『ポレポレ日記(全5巻)』、『生きているだけでいい!~馬がおしえてくれたこと~』、『夜カフェ(全12巻)』(以上、すべて青い鳥文庫/講談社)、『倉橋惣三物語 上皇さまの教育係』(講談社)、『風の天使』(ポプラ社)などがある。

「2023年 『星カフェ この気持ちが恋だとしたら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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