本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061491281
作品紹介・あらすじ
認識の1つの型としての錬金術-。それは、地中海的な知であり、コスモロジー、象徴性、一元性を秘めた有機的汎生命論的な営為であった。近代知を脱構築する可能性をそのなかに探る。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
ほっほーん。と、鼻を膨らませるくらいに感服した知見としては。
・南欧、アフリカ、アジアの接する地中海。
・魔術的アニミズム的有機的自然観→近代の機械論的自然観(ガリレオとデカルト)。
・隠蔽ー明晰。
・錬金術への祈りが精神修養へ。
・錬金術+錬心術=錬成術。
・地上のキリスト教。地下の錬金術。
・賢者の石は触媒。
・116p 救済という観点から考えると。キリスト教……神の恩寵による自己救済。錬金術……物質の闇からの神の救済。つまりは人間の努力。
・薔薇十字…………三位一体→三角→十字架→四角→回転→円=薔薇。
・煉獄←錬金術の過程。
全3件中 1 - 3件を表示