外国語としての日本語その教え方・学び方 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 188
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061492004

作品紹介・あらすじ

ふだん何気なく使っている日本語の意外な横顔。独得のアクセントや敬語、微妙な表現・言葉の使い分けなど、視点を変えると見えてくる日本語発見の書。

感想・レビュー・書評

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  • 専門書としては軽い本。
    日本語を一つの言語として勉強しだした人向きではないかと思います。

    スルーで読めます。

    お手ごろサイズなので、電車に乗った時とかに読んでます。

  • 日本語を母国語としない人と接する人向けではあるけど、みんな読んでもよい本だと思った。
    日本語が話せるからといって、ニュアンスの違いなどまで知っているかどうかは、話してみないとわからないから、なるべく平易な日本語でニュアンスを読み取らせる日本語は使わないべきだなと感じた(ただ、それが難しいのだが)

    何気なく使っている日本語にも当然文法があって、何気なく動詞や形容詞を活用して使っているけど、それはほかの言語を母国語とする人からすれば、法則を覚えるべきもので、勉強の対象だということ。
    韓国語を勉強する中で、活用が覚えられず苦戦していたけど、母国語話者が活用する理由を説明できないのは、どの言語も同じだな〜と思ったら、素直に暗記するしかないな、といい意味で諦めがついた笑

  • 普段意識しない日本語の構造を、わかりやすい例を使って解説している。

  • 2017/11/20 19:13:36

  • 帯文:”ニホンゴ再発見!”

    目次:はじめに、第1章 日本語の音はこう違う―音声、第2章 動詞はどう教えるか―文法I、第3章 動詞のさまざまな形―文法II、第4章 形容詞と受け身―文法III、第5章 待遇表現の指導―文法IV、第6章 言葉を覚える,文章を書く―語彙と作文、第7章 言葉にできないものを教える、あとがき

  • [ 内容 ]
    ふだん何気なく使っている日本語の意外な横顔。
    独得のアクセントや敬語、微妙な表現・言葉の使い分けなど、視点を変えると見えてくる日本語発見の書。

    [ 目次 ]
    第1章 日本語の音はここが違う
    第2章 動詞はどう教えるか
    第3章 動詞のさまざまな形
    第4章 形容詞と受け身
    第5章 待遇表現の指導
    第6章 言葉を覚える、文章を書く
    第7章 言葉にできないものを教える

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    [ 参考となる書評 ]

  • 留学生に「日本文学」なるものを教えているが、日本語についての質問や疑問に答えられなくて窮している。
    その一助になればと思い購入。

    難しい…( ̄-  ̄ )

    日本語をバックグラウンドがない人に教えるのは大変だ。
    教養がある人だったらいいのだけれど…

    専門学校って何だ!
    "く(""0"")>"

  • 言語教育を志す者にとって必読の書。
    日本語を外国語として捉える留学生らの授業での様子を通じて、逆に「日本人にとっての英語学習」をメタな視点で眺められるようになる。

  • ま、一応日本語教師志望だし。


    これは紙面上で著者の日本語の授業を再現したものととらえたほうが早いかも知れません。
    実際この人はこういうふうに生徒に説明するんだろうなぁと何回も思いました。
    私たちが国語の授業で習った「国文法」とはまた違った、日本語教育独特(といえば独特)の概念をわかりやすく説明してくれてます。

    これを打ち破るような日本語教師になりたい…!!!

  • 外国人留学生に実際日本語を教えている著者が、
    外国語から見た日本語というものを説明している。
    日本人が小学校などで習う国語文法とは違った、日本語文法の世界が広がる。
    外国人は古典を読むわけではないので、実用本位で考えられた文法が教えられる。
    日本人が簡単だと思われている文法が難しく、
    難しいと思われているものがそれ程でもなかったり意外だった。
    普段無意識に使ってしまっている日本語だが、
    この本によって客観的に日本語を観察すれば外国語と比較する際にも有用だと思った。

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著者プロフィール

京都府生まれ。山口大学教授、横浜国立大学教授を経て、武蔵野大学名誉教授。専門は日本語学、日本語教育学、日本文化論、異文化コミュニケーション論。 何気なく使っている日本語の意外な側面、微妙な表現・言葉の使い分けなど、日本語の楽しさを伝えている。主な著書 『外国語としての日本語』(講談社)『日本語を「外」から見る』(小学館)、『実践日本語教育を学ぶ人のために』(世界思想社)、『9割の日本人が知らない「日本語のルール」』(中経出版)、『日本語教師になりたいあなたへ』(小学館)など。

「2018年 『知っているようで知らない 日本語のルール』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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