基礎量子力学 (KS物理専門書)

著者 : 猪木慶治 川合光

• 講談社 (2007年10月12日発売)

作品紹介・あらすじ

わかりやすい概念の解説と、ていねいな問題解答

●これ1冊で自習ができる。図版が多くよくわかる。
　定評の「イギ・カワイ量子力学」の入門基礎編。
●理工系学生・入門者のための、精選された解説とちょうどよい長さ。

感想・レビュー・書評

[鈴華書記さんの感想 · 2022年8月28日]

定評のある猪木・川合『量子力学』の，より基礎的な内容に絞った教科書。問題演習がたくさんあり，解説も詳しいので独習に向いている。ただし，分かりやすさを優先するなら別を当たる必要がある（小出『量子力学』など）。

[オザマチさんの感想 · 2014年11月3日]

タイトルに「基礎」と付いているが、かなり難しいという印象。専門というわけではないので、気が向いたらまた読もうかな。演習問題付き。

[snlさんの感想 · 2014年3月30日]

良い意味で特色のない教科書。基礎的な事項だけがよくまとまっている。例題、章末問題の解答もとても親切。

[mohumohu1413さんの感想 · 2011年1月26日]

すごく分かりやすいです。大学初年級あたりの数学を学んだ人が最初に読むといいかも。

[yfe27701さんの感想 · 2010年1月12日]

私は広島大学教育学部物理学科出身の主婦ですが、５年前に量子力学に目覚め、取り組んでます。
著者の（１）、（２）も持ってますが、（２）の第二量子化ははっきりいって全くわかりません。
でも、いい本です。
みんなも、やって行こうねー。

[まるこさんの感想 · 2009年11月19日]

量子力学の初めにオススメ

問題演習が豊富なのでイメージをつかみやすい

[アオネさんの感想 · 2008年10月21日]

同著者の１、２から学部で扱う内容のみ搾り出した内容。その中でも基本的な事柄の解説が増え、若干難しい内容は削られている(特に演習問題)。他書を漁る必要が無いようにまとめた…って感じかもしれません。原著の方、特に２巻はいかにも素論向けといった内容でしたが、この本は一般の量子力学を学ぶ人向けになっているので意外にサクサク読めます。