絵でわかる麹のひみつ (KS絵でわかるシリーズ)

  • 講談社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061547704

作品紹介・あらすじ

発酵仮面:小泉武夫 × 麹料理研究家・イラストレータ:おのみさ が麹の魅力を紹介!
日本のさまざまな発酵食品には欠かすことのできない「麹(麹菌)」.この日本の食の要ともいえる麹について微生物学的にイラストを交えてわかりやすく解説.さらに食文化や健康とのかかわりにもふれた絵でわかるシリーズ初の「食」の第一弾.
発酵仮面から麹を学び、麹料理研究家の麹のレシピで楽しく実践!麹って奥深い・・・

感想・レビュー・書評

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  • 読書録「絵でわかる麹のひみつ」4

    著者 小泉武夫
    絵・レシピ おのみさ
    出版 講談社

    p29より引用
    “ ところで,清酒醸造の歴史上,麹の登場や
    応用にかかわるもっとも特筆すべきことは,
    平安時代末期の12世紀にすでに「種麹」が発
    明されていたことです。”

    目次から抜粋引用
    “麹を知る
     麹や麹菌を使った日本の代表的な醸造物・発酵食品
     麹菌の酵素を利用した産業
     麹は健康な体をつくる!”

     発酵学者である著者による、日本の食とは
    切っても切れない麹について記した一冊。
     麹そのものについてから麹から造られた調
    味料を使った料理のレシピまで、可愛らしい
    イラストと共に書かれています。

     上記の引用は、種麹の発明について書かれ
    た項での一文。
    日本に限らず、こうした古くからある食べも
    のに関しては、科学という考え方が入る前か
    ら、経験の積み重ねで自然に科学的に物を
    作っていたのですね。
    現代のように無菌操作が出来る施設もないで
    しょうに、それでも種麹を作り続けられたの
    ですから、先人の努力は素晴らしいものだと
    思います。
     レシピの点数もしっかりあって、料理のレ
    パートリーを増やしたい方にもいい一冊なの
    ではないでしょうか。

    ーーーーー

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/769929

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50073008

  • 2015年8月新着

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著者プロフィール

小泉武夫(こいずみ・たけお):1943年、福島県の造り酒屋に生まれる。東京農業大学名誉教授。専門は醸造学・発酵学・食文化論。専門的な話を、分かりやすく伝える達人。また食の未来を中心に、日本が抱える多くの大問題に挑んでいることから、「箸(★正字)を持った憂国の士」と評される。140冊を超える著作があり、小説も『猟師の肉は腐らない』、『魚は粗がいちばん旨い』など、専門的な知識に裏付けられた独自の作品が多数ある。


「2023年 『熊の肉には飴があう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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