チベット旅行記(4) (講談社学術文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061582668

作品紹介・あらすじ

仏教の原典を求めたいという求道者の一心から、厳重な鎖国をしくチベットに、あらゆる困難にうちかって単身入国を果たした河口慧海師の旅行記。抜群の面白さをもっているだけでなく、チベットの風俗・習慣等についての的確な記述は、本書をチベット研究のための第一級の基本的文献としている。この巻では、ラサの人々の生活やチベットの外交について述べられるが、ついに素性が露顕しそうになり、慧海師はチベット脱出を決意する。

感想・レビュー・書評

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  • 明治30年代
    鎖国中のチベットに潜入した男がいた
    河口慧海 のチベット旅行記 全5巻
    4巻はラサでの生活の様子
    平穏な日々が続くも日本人であることが発覚し

  • 第4巻では、著者自身の目で確かめたことを中心に、チベットの文化、政治、宗教について紹介し、考察をおこなっています。

    その後、チベットの大学で仏教の研究に努めていた著者でしたが、思いもかけないことから日本人であることが発覚するに至り、この国で彼の生活を支えてくれた前大蔵大臣と相談の上で、チベットを出国することを決意するに至ります。

    探検家のまなざしで捉えられた異国の風習が生き生きと描かれています。

  • ラサ府に着いて、ラサの風俗や食べ物、僧侶たちの行動などが記されている。
    旅行道中の方が波乱万丈で面白かった。

  • 全5巻の第4巻。第3巻から少し間が空きましたが…。チベットの政府、兵制、外交、宗教などへの考察と、日本人である事が露見し、帰国準備に入るまで。

  • 4巻目も衰えない世渡り力。

  •  
    ── 河口 慧海《チベット旅行記(五)19781010 講談社学術文庫》19781009-19951120
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4061582674
     
    http://d.hatena.ne.jp/adlib/20080310
     かくも長き不在 ~ 49 Years in Tibet ~
     
    (20100227)(20181111)
     

  • 日本人だとバレたので、ラサを出立。

  • 当時のチベットの外交や政治、宗教、風習の話が主。脱出を決意して実行にうつすまで。

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