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- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061583580
作品紹介・あらすじ
破竹の勢いで進撃してきた木曽義仲は、寿永2年7月28日、比叡山に難を避けた後白河院を守護して入京し、平治の乱以来20余年見られなかった源氏の白旗が、都にひるがえった。一方、都を落ちた平家は九州にのがれたが、在地豪族緒方三郎維義に追われて、九州も脱出しなければならなかった。都の義仲勢は不法狼藉の振舞いが多く、後白河院を中心とする貴族との対立をふかめ、ついに義仲は院の御所法住寺殿を攻撃したのであった。
感想・レビュー・書評
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木曾義仲の滑稽譚おもしろい。
無塩の平茸、読めて嬉しかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
山門御幸/名虎/緒環/太宰府落/征夷将軍院宣/猫間/水島合戦/瀬尾最期/室山/鼓判官/法住寺合戦
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都落ち後、西国の地を放浪する平家一門の姿と、平家と入れ替わるように入洛した木曽義仲の狼藉と対立を深める後白河法皇はじめ宮廷人らを中心に描いた章。
己にとって都合の悪くなった義仲排斥のため、平家に手の平を返した時同様に、頼朝に征夷大将軍の院宣と義仲追討の命を与える後白河法皇の実態の掴みきれない不気味さと薄暗さが、部下の行動を淡々と述べることで描かれている巻でもあります。(8/12巻) -
むずかしいです。
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