百魔 下 (講談社学術文庫 817)

著者 : 杉山茂丸

• 講談社 (1988年2月1日発売)

作品紹介・あらすじ

本書は、一代の国士杉山茂丸の波瀾万丈の生涯のあいだに茂丸の身辺に渦巻いた傑物たちの列伝なのであるから、魔人怪人百物語と称してよく、こんな面白い本はそうざらにあるものではない。素材そのものがすでに手に汗を握る性質のものであるところへ、文体がこれまた快筆としか言いようのないもので、各篇が終るごとに名人芸の講談を聞き終えた瞬時のようなカタルシスを覚える。

感想・レビュー・書評

[shiratama_anさんの感想 · 2005年8月1日]

下巻がどうしてもみつからない。困った。

[緋高さんの感想 · 2005年6月26日]

作者の弟さんの話に感動しました。
一度読むと飽きが来ません。ずっと惹きつけられたままです。