文明の誕生 (講談社学術文庫 832)

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  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061588325

作品紹介・あらすじ

人類文化の歩みは、人類革命、農業革命、都市革命、精神革命、科学革命の5段階を経て発展したものとされ、特に本書ではこのうち、人類文明を生みだす原点となった都市革命に焦点をあてた。人類が初めて国家組織や階級の成立、文学の発明や商業の発達などを伴う都市革命を遂行したことは、人類史上の飛躍的な事件である。本書はこれを西アジア、エジプト、西インド、中国など5つの地域を中心に比較文明論の視点から考察した好著。

著者プロフィール

伊東俊太郎
1930年東京生まれ。東京大学文学部哲学科卒業。Ph.D.(科学史・米国ウィスコンシン大学)。東京大学教養学部教授、国際日本文化研究センター教授を経て、東京大学名誉教授・国際日本文化研究センター名誉教授・麗澤大学名誉教授。日本科学史学会会長(2001-09年)、日本比較文明学会名誉会長、国際比較文明学会名誉会長。著書『文明と自然』(刀水歴史全書、2002年)、『十二世紀ルネサンス』(講談社学術文庫、2006年)、『近代科学の源流』(中公文庫、2007年)、『新装版 比較文明』(東京大学出版会、2013年)など。共著『思想史のなかの科学 改訂新版』(平凡社ライブラリー、2002年)など。全集『伊東俊太郎著作集』(全12巻、麗澤大学出版会、2008-10年)。2020年文化功労者。

「2022年 『人類史の精神革命』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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