ケルト妖精学 (講談社学術文庫 1243)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (443ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061592438

作品紹介・あらすじ

アイルランドに伝わるケルト神話では、戦いに敗れて地下に逃れた異教の神々が妖精の祖先とされる。妖精たちは、民間伝承や文学作品にどのように登場し、表現されてきたか。アーサー王伝説の湖の精やシェイクスピアの妖精王オーベロン、児童文学のピーターパンなど、妖精像の変容を神話学、民俗学、比較文学等の視点から興味深く論述。妖精研究の第一人者によるファンタジック・フォークロアの力作。

感想・レビュー・書評

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  • ん、焦点が絞れてない感はあるが概して面白かった。
    英文学に触れる際の寄り道案件のような本。
    いっても面白しろすぎてパパッと読んじゃったわ。

  • 面白いテーマだし、知らない妖精がたくさん出てきて興味深くはある。しかし結局何が言いたいのかはよくわからなかった。アーサー王伝説気になるから調べてみよう。

  • 所謂社会学の悪い見本かな、自分に酔ってると思います。読ませる、訴える意思がそもそも不足している感あり、こういう題材が好きな人は結構いると思いますが、そこには届かない気がして、、、

  • どちらかというとケルト神話よりも英文学の比重高め。

  • 中央 2F一般図書 一般・講談社学術文庫

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著者プロフィール

英文学者・比較文学者。明星大学名誉教授。うつのみや妖精ミュージアム名誉館長。金山町妖精美術館館長。著書に『妖精学大全』(東京書籍)、『ケルト妖精学』(筑摩書房)、『帰朝者の日本』(東京創元社、近刊予定)、訳書にW・B・イエイツ編『ケルト妖精物語』(筑摩書房)、ウィリアム・シェイクスピア『新訳 テンペスト』(レベル)、アーサー・コナン・ドイル『妖精の到来――コティングリー村の事件』(アトリエサード)ほか多数。

「2021年 『コティングリー妖精事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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