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- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061596214
作品紹介・あらすじ
中国を源とし、わが国へ伝播した喫茶の風習は、歴史的な曲折を経たのち、世界に比類ない茶の湯という独自の文化体系へと昇華した。村田珠光に始まり、武野紹鴎を経て、千利休により大成された茶の湯が志向するところとは何か。裏千家四百年の伝統を継承する十五世家元が、数々の古典のうちに先匠の思索の跡を追いつつ、茶の湯の究極の理想を追究する。
感想・レビュー・書評
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お茶素人が、千利休の仕事を負うだけでは、茶の精神を把握することは難しい。ゆえに著者は、千利休から遥か遡って、茶と世界・社会との関係を起点から易しく紐解いていく名著。
貴族的なだけでもなく、武士的なだけでもなく、宗教的な意味合いを深く帯びたからこその茶道の根幹部分をのぞきみる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
第1章
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