天上の虹(9) (講談社コミックスmimi)

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  • 講談社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061702899

感想・レビュー・書評

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  • 高市といつかむすばれるかと思われた十市が亡くなります。
    皇子たちも次々と結婚していく中、きららは自分を責め夫から息子たちからも愛されていないとショックを受け寝込む話でした。

    多分きららは真面目な人なんだろうなあ。
    普通だったら自分を正当化してもいいところを真面目に自分に疑問を投げ続ける。
    私も強いと思います。

    そして妻としてではなく戦友として今度こそ生きていくという決意をしていきます。

    ただ子供たちにまで先代の天皇のような対立が起きそうな雰囲気なのが怖い。
    当人以上に周りが煽ってる。

  • 9巻。山吹の女、星祭り、薬師寺発願

  • 内容紹介(amazon)
    第23章 山吹の女(ひと)
    第24章 星祭り
    第25章 薬師寺発願
    権力の命のもとに犠牲を強いられる哀しい愛。たなびく霞のようなやさしい愛。自我を抑えたあきらめの愛――。大海人(おおあま)政権の片腕として若者たちの青春を見守る美しい人、のちの持統(じとう)天皇の愛の物語。
    権力維持のため十市(とおち)と高市(たけち)の仲は永遠に引き裂かれた。一方、草壁は阿閇(あへ)と、大津は山辺と結ばれる。天皇(すめらみこと)の片腕となりながらも、妻、母としての自信を失った讃良は、長年の疲れから病に倒れる。

  • 自分の女性としての人生に失望した十市ちゃんは、幼い我が子がいるにもかかわらず自殺。
    血のしがらみから我が子を解放したい…とも思ったみたいだけど、ちょっとお子ちゃまがかわいそう。
    武市くんには無理やり御名部皇女が正妻として天武天皇から申し付けられ、武市くんと十市ちゃんの恋は、この世では終わりを告げました。
    讃良さんが大病をして、その快癒祈願に薬師寺が発願されたところでこの巻はおしまい。
    権力者になった大海人くんが、もう個人としてではなく天皇として動き出しているのがわかりました。

  • 友達に借りてる

  • 涙なしには読めません…。

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著者プロフィール

マンガ家。第1回東アジアMANGAサミット事務局長。1948年大阪府生まれ。16歳のとき「ピアの肖像」で第1回講談社新人漫画賞受賞をし、プロのマンガ家生活に入る。その後数々のヒット作を生み出し現在に至る。主な作品に「アリエスの乙女たち」「あすなろ坂」「鶴亀ワルツ」他多数。「あした輝く」「姫が行く!」で1974年講談社出版文化賞受賞。「狩人の星座」で1982年講談社漫画賞を受賞。マンガジャパン事務局長。(社)日本漫画家協会常務理事。大阪芸術大学芸術学部文芸科教授。文化庁文化審議会著作権分科会委員などを歴任。

「2005年 『アジアMANGAサミット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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