アドルフに告ぐ(1) (手塚治虫漫画全集)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 96
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061759725

感想・レビュー・書評

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  • 父からもらった大事な本。
    手塚作品で一番好き。
    トーゲさんッ

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「父からもらった大事な本。」
      素敵なお父さんですね。
      負の連鎖を描いた問題作。もっと評価されても良い作品。。。
      「父からもらった大事な本。」
      素敵なお父さんですね。
      負の連鎖を描いた問題作。もっと評価されても良い作品。。。
      2014/04/02
  • 手塚作品で1,2を争うくらい好きです。
    小学校時代に読んで、手塚作品のファンになった一冊。
    第二次世界大戦時の4人のアドルフにまつわるストーリー。絡み合う4人の関係がとにかく深い。お勧めです。

  • ナチスのことが知れる。政府がらみの事件や差別的内容も
    多く、とても重い作品ではないかと感じる。続きも読みたい。

  • 感想は最終巻にまとめて記載予定です。

  • 2015/1/29読了

  • 『アドルフに告ぐ』(1983年~1985年)は、手塚治虫が55~57歳のときの作品。
    満60歳でお亡くなりになるので、今作はかなり晩年の作品に当たる。
    連載中に体調を崩し休載したり、著者自身が作品のあとがきに
    「満足のいく仕上がりにできなかった」と書いてあるように、
    自分も完成度が高い作品だとは思わなかった。

    例えば、神戸大空襲で母親のマルテ・カミルと家財を失ったアドルフ・カミルが
    シオニズムに傾斜しイスラエル軍の軍人となって、
    ゲリラ曰く「ナチス以上の残虐」を行う心理が突飛すぎてよく理解できなかった。
    著者はここらへんをもっと重点的に描きたかったんだろうなあ。残念だ。
    ただそれでも、彼がユダヤ人迫害に焦点を当てて
    反戦への思いを描かねばならない、という強い意志は伝わってきた。

    あらすじは、ヒトラーに関する極秘文書を巡る3人のアドルフたちの物語。
    国家や民族が掲げる「正義」という名のイデオロギーに翻弄される人間模様、
    そして、その苦しみを描いた作品。

  • やっと手を出しました。



    社会を、まっすぐ見つめて
    力ずくで
    信念を持って

    抗うことから

    あたしは目を離してはいけないと思うのです。

    とりあえず色々、浦沢直樹のモンスターとかぶります。
    モンスターって、これからインスピレーションうけたのかな?って思っちゃうくらい。

  • 超有名な作品だったが、いままで読まずにきた。
    久しぶりに読む手塚作品は、最近の漫画と比べるとテンポ速いし密度濃いなぁ。

  • 正義って何だろう。
    戦争って何だろう。
    思想って何だろう。
    偏った思想は日本にもあるから、人ごとじゃない。

  • 全5巻 完結

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著者プロフィール

1928年、大阪府豊中市生まれ。「治虫」というペンネームはオサムシという昆虫の名前からとったもの。本名・治。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、『ブラックジャック』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』など、国民的人気漫画を生み出してきた。

「2020年 『手塚治虫のマンガの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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