玄い女神: 建築探偵桜井京介の事件簿 (講談社ノベルス シI- 2)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061818262

感想・レビュー・書評

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  • 建築探偵第2作。
    今回はインドがテーマ。

    10年前にインドで起こったある男の死。彼が率いていた劇団グループの一人が男の死に疑問を抱き、当時のメンバーを集め、事件の回顧を始める。

    今回は謎解きの方ではなく、インドや当時の彼らの心情に重点が置かれていた感じ。
    あとがきにあるように、著者のインドへの思いを書きたかったらしい。なるほど。

  • 再読。覚えてないものですね。しっかりラストまで楽しませて頂きました。『狩野都』の名がいい!私も吉野朔実のマンガ『少年は荒野をめざす』が印象深く心に残っています。関係はありませんが、でも、懐かしく思い出しました。篠田真由美があとがきで「異色作」と銘打つだけあり!でも、私には衝撃です!★5つです。文句なく。ありがとうございます。

  • 2008.8.26記

    お盆休み帰省の実家から戻りすぐに全シリーズを大人買い!する
    はずだったものの、第1作「未明の家」はどこかにあるだろうと
    買い物リストからはずしてしまったのが失敗!!(T_T)

    さりとて、直ぐに読みたいということで、まずは第2作のこの
    作品にとりかかる。

    あああ、この、人里離れた「館」、孤立した「館」でおきる事件...
    「ありふれた」...いやいや、これがいいんじゃん!!\(^o^)/

    ふふ。
    読み終えたあと、最近はインスタントですませているコーヒーも
    豆をミルで挽いて飲もうかなとおもった凡人おやじです。\(^o^)/
    あ、豆、買ってねぇ〜や...○| ̄|_

  • 2004年4月1日読了。

  • 舞踏の場面には 引き込まれる

  • シリーズ第2弾。とりあえず京介と蒼の一挙一動にどきどきしっぱなしでした。許してください。それにしても蒼はかわいいなあ。
    オチは一部は予想してた通りだったけど、大オチはさすがに予想外でした。そうだったのか。もえるな。←

  • 建築探偵シリーズ第二弾。十年前、京介が高校1年時に通っていた喫茶店のマスターと常連客がインド旅行にでかけ、マスターが不思議な現場状況で死亡した。十年後の今、その時の一人がホテルを建て、そこへ旅行へ参加していた人たちを集めて、マスター死亡事故(?)の真相をつきとめようとする。
    結末がとても哀しい。
    2007.10.6〜10.7。

  • 10年前、インドのヴァラナシの安宿で橋場亜希人は、胸全体が陥没した状態で死んでいた。その死に不審を抱いた狩野都は、当時の旅行仲間を群馬山中のホテルに呼んで真相を尋ねるが、その狩野も自死してしまう…。シリーズ第2作

  • 『建築探偵』というだけあって、事件にも建築物(建物)が大きく係わってきます。今回は10年前、インドの安宿で起きた事件に挑む京介さん。
    そいえばラストで現地の人が係わるなって言ってたのはなんなんだろ??お稚児さんみたいなモン??
    2006.4読了

  • つまらなくは無いのです。そこそこ面白いです。でもプロット、動機等がいまいち私の趣味に合わないのです。ということで星3つで。

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著者プロフィール

東京都生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。1991年、ミステリ作家としてのデビュー作『琥珀の城の殺人』が第二回鮎川哲也賞の最終候補となる。著書に、『建築探偵桜井京介の事件簿』『龍の黙示録』『黎明の書』『レディ・ヴィクトリア』『イヴルズ・ゲート』シリーズなどがある。

「2022年 『レディ・ヴィクトリア完全版1〜セイレーンは翼を連ねて飛ぶ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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