魔天楼 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061820494

感想・レビュー・書評

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  • 警視庁のキャリア組とゆーエリート美女でありながら、「ドラよけお凉」(=ドラキュラも避けて通る)と言われる女傑なおねーさまが主人公。強い女の真骨頂...と言えるわけですが、私が好きな強い女性キャラの中では、ある意味真っ当に恋愛してるひとかもしれません。まあ、とことんツンデレですが。
    性悪女と紙一重っつーか、相手によっては正にソレ!とゆーところもありますが、嫌いになれないのは、筋が通ってるからなのか。怪奇事件簿と言うだけあって、普通のミステリではありませんが、著者の筆力でかなり面白く仕上がってると思います。下手すりゃ、お粗末なホラーになりそうな題材なのになあ。イメージアルバム、井上氏が泉田君をやってると知り、かなり気になってたりもします...。

  • 京極よりもある意味唖然でした。<br>
    まさかそういうオチでくるとは・・・。<br>
    しかし数冊読むともう慣れてお涼のツンデレっぷりが楽しくなってきます。

  • 頭脳明晰スタイル抜群そして日本屈指の大企業のご令嬢、しかしその過激すぎる性格により、周囲からは悪魔より恐ろしい相手と思われているスーパー美女、お涼さま。
    事件と男をいたぶるのが趣味な彼女に垣間見える乙女なところが何より好きだったりします。

  • ドラよけお涼シリーズじゃ一番好きかな。一作目

  • 泉田くんには尊敬します。お涼さまには逆らえません。

  • ドラよけお涼こと、薬師寺涼子シリーズの1冊目。
    怪奇で事件簿、それだけで読んでみようっと思ってしまいました。

  • お涼様シリーズ第一弾。
    この時からすでにお涼様は泉田さんが好きなんだろうなって分かるけど、遅々として関係が進まないのは田中芳樹が恋愛物語を書くのが下手なせいね、かわいそうに。

  • 怪奇事件簿だけにそのまんまの内容ですが、薬師寺涼子の持ち味が発揮されててスカッとします。ぱっと読めるのでこのシリーズは好きです。

  • 警視庁のエリート官僚・薬師寺涼子・通称「ドラよけお涼(ドラキュラもよけて通る)」の痛快・妖怪捕物帖です。美しく強い女性には、こうした生き様がなんと似合うことか!誰しもお涼さまの足元にひれ伏したいと思うこと確実(ホントかあ??)です。女性なら部下の泉田クンみたいな男性いい!と思うし、男性読者なら泉田がうらやましいぞ!ってところでしょうか。しかしいつかこの二人まとまる時が来るんでしょうか。

  • 薬師寺涼子の怪奇事件簿シリーズ。
    最初の頃は面白かったんだが、近頃やりすぎかな。

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著者プロフィール

1952年熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。1978年「緑の草原に……」で幻影城新人賞を受賞しデビュー。1988年『銀河英雄伝説』で第19回星雲賞(日本長編部門)を受賞。2006年『ラインの虜囚』で第22回うつのみやこども賞を受賞した。壮大なスケールと緻密な構成で、『薬師寺涼子の怪奇事件簿』『創竜伝』『アルスラーン戦記』など大人気シリーズを多数執筆している。本書ほか、『岳飛伝』『新・水滸後伝』『天竺熱風録』などの中国歴史小説も絶大な支持を得ている。

「2023年 『残照』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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