瑠璃城殺人事件 (講談社ノベルス キI- 2)

著者 :
  • 講談社
3.21
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本棚登録 : 198
感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061822634

作品紹介・あらすじ

密室と化した図書館内で女性が短剣で貫かれる。周囲には七芒星の模様が。城から六人の男が消失、首を切られ、辿り着けるはずのない湖で発見される。さらに頭部を失くした人間が突然現れたり、人の出入りのない状況で四体もの死体が消える。恐るべき不可能犯罪の運命的な連鎖を描く本格ミステリ。

感想・レビュー・書評

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  • ミステリに見せかけたファンタジー。
    正直ラストがよくわからなかった。
    君代はスノウウィってこと?
    それともスノウウィと同じく“例外”ってこと?
    何だか気合い入れて読んだけれど、時代も何故かコロコロ変わったし、混乱してばかりでした。

  • 設定が絶妙で今まで読んだことのないようなミステリー小説だった。謎も時代を超えての物語も、点がやがて線に繋がる瞬間は面白かった。

  • 図書館で借りた本。
    何度も何度も生まれ変わり、何度も何度も殺しあう二人。s腰切なくて、時代が言ったり来たりするので、読むのに時間がかかってしまった。

  • 城シリーズ、第2弾。

    1作目よりはマシだったけど、なかなかにファンタジーな世界観。
    よく考えつくな、とは思う。

  • 【248】

  • 驚くほど合わなかった。

  • ややこしい、です。
    不毛で悪夢のような殺し、殺される生まれ変わりを断ち切りたい姫とナイト。
    以下ネタバレと雑感。
    結局、おなじ現代を2回やってた、ということですな。
    この終わらない繰り返す悪夢、の設定はどこかで・・・と思ったら、わかった。ジョジョ4部の対キラ戦だッツ!!あの少年が機転を効かさなかったら、あの悪夢も終わってないよな。ジョジョのほうが救いのある話かな。ストーリーも大きいし。

  • えええええ。はあ?


    **以下ネタバレ**
    これ本格なんですか…一応ミステリの枠に入れたけど実際SFですよねSFのほうが強いと思うんですよ。生まれ変わりは時空を超えても存在します!みたいな発想でどかーんと突っ走ってます。確かにそんなこと誰も考え付かないんだから騙されるわなあ。死体消失に未知の力使うってだけでキレそうでしたがよく考えればそういう世界観なんだから仕方ないしそれは明示されていたからそれこそ柔軟なトリックとして認めなければならないことも腹立たしいです。非常に腹立たしい!
    登場人物の勿体ぶった喋り方とか作りすぎな雰囲気も嫌いなんで★1にしてやろうかと思いましたが頭部を鍵に使う残酷さが好みなので★2です。そこだけです。首から滴る血だけでそこまで重みが変わるとは思えませんが。
    SF設定を元にした機械的トリックのシリーズなのかなあ。うーむ。

  • ミステリじゃなくて生まれ変わりファンタジーものと考えればまあまあ。
    でももうちょっとこう、無理くりでもいいから現象に言い訳してほしいというか…。愛ゆえでもいいんだけどそれなら愛に至る過程を描いてほしいというか…ってそうなると完全に少女まんがになっちゃうか。
    前作より終わり方は良かったと思う。

  • 面白かったし、雰囲気好き。

    でもミステリじゃなくねw

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著者プロフィール

2002年、『『クロック城』殺人事件』(講談社ノベルス)で第24回メフィスト賞を受賞しデビュー。代表作として、デビュー作に端を発する一連の〈城〉シリーズなどがある。

「2022年 『月灯館殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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