届かぬ想い (講談社ノベルス)

著者 : 蘇部健一

• 講談社 (2004年4月6日発売)

感想・レビュー・書評

[anagramshiさんの感想 · 2015年2月18日]

時間を越えたラブストーリー…の中でもかなり歪んだ話。不思議だった点は最後きれいにつじつまが合うが、それにしてもこんな絵図にしなくても…。ただこの作家に対してはそういう評価がプラスを示しているらしい。

[sc24rissolさんの感想 · 2014年6月3日]

ある程度予測はしていたけど、衝撃的…
そんな想い、届いてくれるなと思う。

[ますたぁさんの感想 · 2013年7月20日]

違うんだ！こんなのを読みたいんぢゃないんだ！！
蘇部健一はやはり六とんに限るなぁ…

ってか、落ち着くところに落ち着いた結末なのに、後味悪ぃ

病気の説明とその治療法もテキトーだしなぁ
遺伝なのかウィルスなのか、どっちなのよ？

[こぐのすけさんの感想 · 2013年1月1日]

　この人の本を、「蘇部さんが好きだから」という理由で買っている人間はどれくらいいるのだろう。「あの『六枚のとんかつ』の作者だから」って理由で買ってる人間はどれくらいいるんだろう。（いうまでもなく高柳は後者だ。）
　まあ、オチの読める作品ではあったが、面白いっちゃ面白い。ただ、文章表現は相変わらず。会話多いし、不自然だし。「ワクワク」って、言わないよ、普通は。
　内容を一言で語るとネタバレになるので反転。
　タイムマッシーン。ついでに近親相姦。ってかさ、近親相姦で出来た子供って１００％障害を持つの？　体が弱くなるってのは聞いたことあるけど。
　しかしこの主人公、ひどい男だね。奥さんがノイローゼになったからってすぐ別の女に走るなよ。

04.04.16

[tukattyanさんの感想 · 2011年9月16日]

「時間と矛盾と人間関係」
タイムマシンさえあれば、
過去をやり直すことが、
出来ると思っていますか。
あなたの実力を、
変えないと、
無駄じゃないですか？

[kylynさんの感想 · 2008年6月4日]

2005年8月24日読了

[たらさんの感想 · 2005年4月22日]

羽住都さんの表紙がとても素敵！
蘇部健一の作品のなかではまともな作品。タイムマシンの話です。結末ショック。

[KOROPPYさんの感想 · 2004年10月17日]

よく使われたモチーフだけど、ごちゃごちゃしがちなところを、うまくすっきり描いています。ある程度推理がつきますが、それを上回る結末にびっくりです。表紙や文体からは想像のつかなかった、重たい作品です。

著者プロフィール

1961年、東京都に生まれる。早稲田大学教育学部英語英文学科卒業。1997年、『六枚のとんかつ』にて第三回メフィスト賞を受賞、デビュー。児童向けの「青い鳥文庫」や「YA!ENTERTAINMENT」でも活躍。

「2013年 『古い腕時計 きのう逢えたら…』 で使われていた紹介文から引用しています。」