新本格魔法少女りすか (講談社ノベルズ)

著者 :
  • 講談社
3.46
  • (207)
  • (269)
  • (856)
  • (36)
  • (7)
本棚登録 : 2770
感想 : 240
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061823815

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ≪内容覚書≫
    長崎が魔法の国設定。
    核を落とされたことがあるため、魔法の国のイメージは悪くしたくない。
    魔法の国の外にいる『魔法使い』は少ない。

    主人公は『魔法使い』使い。小5。
    りすかは、血液中にあらゆる魔法式が描かれた作られた天才。
    死ぬと27歳のりすかが現れる。このりすかは最強。

    ≪感想≫
    魔法に対する考え方がシビアで面白い。

    戯言シリーズや化物語等よりは、
    萌えを追求する要素が少なく、
    個人的には読みやすかった。
    タイトルからすると、
    一番萌え要素に走ってそうだったのだけれど、
    杞憂だった。

    ハチャメチャ感も控えめで、
    初期作品のせいか、
    落ち着いた感じがする作品。
    これくらいが、私は、好きだなぁ。

    「勝負」に対する考え方なんかは、そうだよなー、と納得。
    ことばの持つ曖昧さを、
    曖昧な文章で、
    実は明確に伝えているのが、西尾さんの魅力だと思った。

  • 西尾維新の作品の中では読みやすい。

    「魔法使い」と「駄人間」の話。

  • そこそこ面白かった。トリック(?)的なものは少し簡単すぎたかなー。

    今たまってるの読み終わったら、次も読みたい。

  • ①~③まで

  • リストカットで変身する魔法少女。
    西村キヌさんの絵、素敵だ。

  • んん!ファンタジー!

    溢れ返ったファンタジーとは一線を画すよねさすが西尾先生。小学生とかで読んだわくわく感再び。しかしまぁ小学生で読まなくて良かった!トラウマ要素あり。西尾先生は対象12才以上とかにした方が良いんじゃないかしらん。

    邪眼とか。特殊能力オンパレード万歳。ゲームの攻略本で敵のステータスとか眺めるのが好きです。

  • 再読。
    いい感じ。

  • おもしろい・・・よ。
    でも、このシリーズは2007年に3巻がどえらいところで終わって以来2011年7月現在まで続きが出てない!
    読むなら完結してから読むことをお奨めします。

  • 『やありすか。愛しに来たよ ー いや、会いに来たの間違いなんだけどね』

    『大学ノートという名前なのに大学生はあまり使わない、あの大学ノートだ。』

    『まあ、ようこそ。適当に座るのはその辺がいいの。渇いているのは喉?』

    『本当の誠意とは、どんな場合であっても相手に対して真っ直ぐに向けるものなのだ。』

    『ごめん。謝るのがわたしなの。誤ったのもわたし。』

    『そうでもないよ。無駄を一つ消しただけで ー 無駄を消したという意味がある』

    『もっと楽しいのが、明日だったらいーね!』

    『…勝てなくても ー やらなくちゃいけないことは、あると思うの』

    『北海道の人間が全員スキーがうまいとか、京都の人間が全員八ツ橋を主食としているとか、そこと同列にならべられかねないくらいの勘違いだよ』

    『きみは、危険を、知らない。きみは、恐怖を、知らない。きみは ー きみは、あまりにも最悪を知らない』

    『子は親を選べない ー なんていうけれど、それにしたって実際、親だって子を選ぶことはできないんだよな』

    『ー はっきりと、自分の目的を言える奴が、好きなんだ。目的に向かって頑張ってる奴を見ると、手を貸さずにはいられない。刹那的じゃない、未来へと続く大きな目的を持った人間は ー それだけで、価値がある。…それを達成させてやりたいと思う』

    『そりゃ ー キズタカといたら、楽しいの。キズタカと一緒にいると、楽しいの』

    『誰かからあんなに必要とされたのは、生まれて初めてだったから』

    『そんなわけで、ぼく達は、一面の星空の下。お友達から、始めることにした。』

  • 佐賀などを舞台とした作品です。

全240件中 41 - 50件を表示

著者プロフィール

1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビュー。デビュー作を含む「戯言シリーズ」は若い読者に大人気となる。2006年刊行の『化物語』は〈物語〉シリーズとしてシリーズ化され、アニメ化・ゲーム化され様々なメディアミックスが行われている。矢継ぎ早に刊行するすべての本が常にベストセラーとなり、当代随一の「物語師」として活躍中!

「2014年 『「偽物語」PremiumアイテムBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

西尾維新の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×