暗黒館の殺人 (下) (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
3.43
  • (99)
  • (184)
  • (384)
  • (48)
  • (10)
本棚登録 : 1452
感想 : 176
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (658ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061823891

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 長いですとても。分厚くて重いので手が疲れます。そういう意味では読むのが大変。
    上巻はほんとにはぐらかされてばっかりで。まるまる一冊はぐらかしと説明後回しじゃないでしょうか。笑
    それに比べて下巻は、はぐらかされていた部分がどんどん明らかになります。宴の料理はなんとなくそうじゃないかなと思ってたけど、双子、そして玄児さんと中也くんの正体!特に中也くん、あー驚いた。そうか、全然わからなかった。
    暗黒館にいた人々がその後どうなったのか気になります。
    そして島田さん、今回は最後の数十ページだけの登場でした。早く乗り込んできてと思いながら読んでいたけど、そもそも乗り込めるわけないですね!

  • 今回もまんまと罠にはまってしまって悔しい!暗黒館自体も個性的な登場人物もドンピシャで好きだった。あー終わってしまったのが惜しい…館シリーズの集大成という感じだったけれど次の館をどう料理するのか楽しみだ。

  • 上下巻で1300ページを8日間。挫折しそうになったが、なんとか最高まで。時代が騙された。後は、うーむ、ここまで複雑にしなくても、って感じた。

  • 読み終えて、ただ浦登家恐ろしいなと笑 「私」と"視点"の時空の違いはそんなに驚かなかったけれど、江南の正体には驚いた。下の名前を出さないのはそういうわけかと。叙述トリック素晴らしいの一言です。

  • とにかく長い!もっと縮められなかったのかと思うほど長い
    3人の視点をいったりきたりするので仕方ないのかもしれないけど
    時間軸がめまぐるしく変わるので、正直めんどくさい部分がある
    書体が違うなぞの文字の謎も最後に解けるけど
    爽快感が全然なし。
    この「館シリーズ」、他の作品を先に読んでいればまた
    感想は違うのかもしれないけど自分的には微妙でした

    玄児と中也くんの怪しい感じはもっと前面に出してくれても良かった
    個人的趣味ですがw

  • 徐々に謎が明らかになっていくが、人の意識の中に入り込んで、時間が飛んでいたりとか、トリックがあり得ない。同じ表現の繰り返しも、飽きるかも。でも、これで館シリーズ読破!

  • いや~~長かった・・・。メイントリックは江南が実は◯◯だった。というところなんだろうけど、イマイチ驚きが薄かった。長すぎたのが原因だと思う。

  • やっと読み終わった…と思ってしまうぐらい長かったです。最後は一気に読めましたが、ここまで長くなくてもいいかなと思いました。同じ回想シーンが何度も繰り返されるのもストレスでした…。

  • 男まみれの記憶喪失大会〜お肉もあるよ〜完結編。一人増えてちょっとお得。<br>
    玄児さんが幸せならなんでもいいです。

  • 早く先が知りたくてグイグイ読んでしまった。
    謎解きで、あぁそういえばなんでだろって思ったな?って点が(思ってもなかった点も)きれいに回収されて、さすがです、と。
    この状態でもう一度頭から読みたいなぁ…他のも読み終わってからかなぁ。

    探偵が謎解きをする感じとは少し違うかもだけど、途中までホラーなの?って思ってたけど、きれいに伏線を回収し、しっかりミステリでした。

全176件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

1960年京都市生まれ。京都大学教育学部卒業、同大学院博士後期課程修了。87年、大学院在学中に『十角館の殺人』でデビュー、新本格ミステリ・ムーヴメントの契機となる。92年、『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞。2009年発表の『Another』は本格ミステリとホラーを融合した傑作として絶賛を浴び、TVアニメーション、実写映画のW映像化も好評を博した。他に『Another エピソードS』『霧越邸殺人事件』『深泥丘奇談』など著書多数。18年度、第22回日本ミステリー文学大賞を受賞。

「2023年 『Another 2001(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

綾辻行人の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×