火の接吻 綾辻・有栖川復刊セレクション (講談社ノベルス)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061825499

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  • 二転三転する″犯人″・″真実″
    26年前に起きた火事と殺人事件、目撃者か当事者なのか、5歳の男の子が三人。そして26年後に起こるたび重なる放火事件。三人三様の目線と深まる謎。
    中盤、ちょっと飽きてくるけれど真実がどれか?という終盤には目が離せなくなった。
    的外れな悪い人ばっかり・・・という印象。

  • 村上春樹の世界のような不思議な男女関係を掛け合わせながら、二つの放火事件の謎が解けていく。ただその根底は村上春樹ではなく、横溝正史の女の世界。妄執と怨念。人によっては4回騙されると思う。

  • ここから盛り上がるぞって場面の描写がことごとく省かれていて、読んでてずっともやもや・・・・・・最後に巽さんの解説を読んだら、それが戸川昌子の特徴らしいが、どうも好きになれず。ネタは面白かったんだけど。

  • 09/** 読了

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著者プロフィール

1931年、東京市生まれ。伊藤忠商事で英文タイピストをする傍らシャンソン喫茶「銀巴里」に出演しシャンソン歌手となる。62年『大いなる幻影』で第8回江戸川乱歩賞を受賞して作家デビュー、翌年には『猟人日記』が直木賞候補となる。以降、数多くの著作を発表するとともにタレントとしてテレビ出演をするなど多彩な活動を行う。2016年歿。

「2018年 『緋の堕胎 ミステリ短篇傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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