ルームシェア 私立探偵・桐山真紀子 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 35
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061825673

感想・レビュー・書評

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  • 女性探偵って希少だよね。それは関係無く。謎が展開している間は面白いんだけど解決篇になると目まぐるしくて。ああでそうでこうでした!って解説されてもなぁ....

  • うん、まぁまぁ。オーソドックスな推理小説って感じ。

    二階堂黎人の『猪苗代マジック』と少しリンクする場面があるので、そっちを読んでから読むことをオススメします。

    にしても…。
    あたしは、推理小説は、1冊の本のなかだけで、謎も、謎を解く材料も提供されるのがベストだと思っているので、こういう、前提となる知識を必要とする推理小説って、あんまり好きじゃないです。

    とくに地理!
    あたしの地理に関する知識は壊滅的です(だから、旅行ものとか、電車ものの推理小説はキライ)。

    したがって、この本も例に漏れず…。日本の地理も危ういのに、イスラエルの都市なんか知るかよ、みたいな。

    あ、それから、主人公のキャラクターが松岡圭祐の『千里眼』シリーズの岬美由紀とかぶるのは、あたしだけ…? ま、どっちもそんなに好きじゃないけど。

    とまぁ、いろいろ言いつつ、全体としてはまぁまぁです。
    前提とする知識が必要な分(=あたしが地理を苦手な分)&キャラにたいして魅力がない分を差し引いても、それなりに楽しめた、かな。

    2008年発売予定になっている、シリーズ第2弾は買うかどうかわかんないけど。

  • 二階堂黎人・千澤のり子合作

  • スリリングでロジカルで、きれいなミステリーという印象を受けた。小さな事件に見えて、大きな事件に発展していくという、手に汗を握る展開だ。はっとさせられるような伏線も見事である。

  • ……私も古い人間か。ルームシェアを全然知らない人間といきなり始めるだなんて、そんな恐ろしいことできませんよ。なので真紀子の考え方に近いものはあって、共感はできました。ほんっと最近の若い人って分からない~。
    しかし。現実にいろいろな事件が起こっている昨今の様子から考えると、こういうのって絵空事ではないかもしれませんね。人間関係の希薄さは事実あるでしょうし。だとすると失踪なんて実際にあっても、発覚していないだけとも思えます。かなり現実的な面で怖いと思わされてしまった小説でした。

  • 2009.9.12

  • 2007/11/20読了

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