左90度に黒の三角 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061825697

感想・レビュー・書評

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  • 面白いか?と言われるといや……みたいな微妙なところ。読みやすいことは読みやすいのでそこは良い。
    トリックとかはうーん……?謎という謎もなく、ただタイトル回収のためにある話。
    わたしはクソミステリーがめちゃくちゃ大好きなので超能力とかそういうのはまあ良いとしてクソミスというにも中途半端。デスゲームとミステリーの良いとこ取りをしようとして失敗してるというか。
    あと冒頭の一人称に「?!」となって何回か読んでしまった。なんだあれ。ださくないか。あと一人称文章で一人称が「おいら」なのに地の文で「俺」と言ってるところがあって、えっ三人いるの?一人称なのに?「おいら」って一人称じゃなくて名前なの?って邪推をしてしまったのでそこらへんなんか解せぬ。

  • 不思議な力で集められた館に集められて監禁された男女10人が,生き残りをかけて推理ゲームに挑む話。
    ハナから期待してはいないが,想像を上回るつまらなさ,そしてこのオチ・・・。
    びっくりして驚いた系の中でも,トップレベルに最低でびっくりして驚いた。

  • この作者は強制されて命を賭けた推理ゲームをやらされる、というシチュエーションの小説しか書かないのだろうか。
    今回は男女10人が監禁され、2人1組のチームを組んで館で演じられた殺人劇を推理する。使えるのは証言者と話せるモニタとPCのみ。
    設定は面白いし、ラストでタイトルの意味がわかるとなるほどと思って読み返してしまう。しかし全体的に無理がありすぎのわりに、平坦に終わってしまう感じ。微妙。

  • 今ひとつつめが甘いところがあるものの、
    それなりに面白い。

    他の作品でも感じたことだが、
    この作者は軽薄な感じの若者言葉が苦手なようだ。

    冒頭部分の一人称で
    馬鹿っぽい感じを出したかったのは分かるが、
    しゃべりかたが不自然すぎて読むに耐えなかった。

    トリックの出来は「極限極限コロシアム」より良かったように感じる。

    話としてのできばえは「箱の中の天国と地獄」より下か。

    なんだかんだいっても、
    この作者特有の恐怖感が出ており、
    私としては十分楽しめた。

  • ミステリのネタとしては多少弱いかなと感じた。
    二つの矛盾する証言から出される真相は、単純だがそこそこ面白かった。

    ただ、それ以上に面白かったのは、さまざまな種類の引っかかり。
    登場人物の語尾、超能力、展開、そして一番の謎とも言える「左90度に黒の三角」というタイトルの真実。
    「……え?」みたいな。

  • 一人称。一人称。笑いどころ満載。一人称。

  • 080514
    相変わらず、導入の強引さに定評がある作者(笑)
    ある程度真相に近いところまで解ったんですが、内容的に強引というかミステリーとして練られていない。
    正直がっかり。

    最後のところと帯は全然気づかなかったので★1つを免れた感じ。

  • 今回の作品は微妙かも。
    表紙の折り返し部分の「池袋」がわからない。

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「2014年 『情報処理教科書 ITパスポート テキスト&問題集 2015年版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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