タカイ×タカイ (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1307
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061825789

感想・レビュー・書評

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  • マジシャンで有名な人の家のポールの上に死体が。

    誰が殺して何のために高いところにあげたのか?

  • そうそう、これの登場人物たちくらい、トリックとしてあり得る仮説を出し尽くしてこそ、真相が明らかになったときにどんでん返しになるんだよねぇ。ちょっと検討すれば考えつく程度の真相を守るために、推理するシーンを入れない中身の薄いミステリが最近多いから困る。

  • Xシリーズ、3作目。

    事件そのものはごく普通と言うか、最初の見た目が奇抜だっただけ、という感じ。しかし、他のシリーズのような、動機が不明瞭で得体の知れない気持ち悪さはない分、読みやすい。主メンバーたちも、他のシリーズと比べると、随分普通で素人っぽい感じで、私的にはこちらの方が親近感が湧く。萌絵ちゃんにしろ、犀川先生にしろ、私にはちょっと超人的過ぎなのかな。このシリーズでも、ちょこっと出てくる分には嬉しいけれど、それ以上はいい、というところ、、、、。とは言いつつ、椙田さんとのニアミスにはニヤニヤ。シリーズ読者には堪らない場面です。それにしても、椙田さんは前シリーズと比べると、随分シビアなキャラになったような、、、。真鍋くんにデート代のお小遣いをあげちゃうところは、昔のらしいところが出ててキュンとしちゃいましたけど。

  • 「あんな高いところに、どうやって死体を上げたのでしょう?」有名マジシャン・牧村亜佐美の自宅敷地内で発見された他殺死体は、奇妙なことに、地上約十五メートルのポールの上に掲げられていた。被害者は、前夜ファンと牧村の会食中に消えたマネージャだった。事件関係者の調査依頼を受けた《探偵》鷹知祐一朗は、複雑に絡み合う人間関係の糸を解きほぐし、犯人の意図と事件の意外な真相に迫る。ますます好調Xシリーズ第三弾!!

  • 森博嗣作品は発想が奇抜な点が他のミステリーと一線を引いていると思う。またトリック云々より、登場人物たちの関係や会話が面白い。

  • 「あんな高いところに、どうやって死体を上げたのでしょう?」有名マジシャン・牧村亜佐美の自宅敷地内で発見された他殺死体は、奇妙なことに、地上約十五メートルのポールの上に掲げられていた。被害者は、前夜ファンと牧村の会食中に消えたマネージャだった。事件関係者の調査依頼を受けた“探偵”鷹知祐一朗は、複雑に絡み合う人間関係の糸を解きほぐし、犯人の意図と事件の意外な真相に迫る。ますます好調Xシリーズ第三弾

    今回はわりと結末が書かれている感じ。あと、萌絵の出番が多め。

  • 怨恨的な動機でおきた殺人事件だったと感じる。
    お互いにかばいあい本当に殺したのは誰かわかりづらい。だが、3人ともが被害者を殺したいほど憎んでいたのは確かみたいだ。

  • 既読
    文庫版

  • 前2作より読みにくかった。
    小川さんの出番が少なかったからかな。

    西之園さんが沢山出てきて懐かしかった。

    結局動機は何だったんだろ…

  • 西之園萌絵の残滓で読んでる感じだけど、たまには読んでもいいかなと。

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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